2017年12月27日水曜日
玉川温泉で水素の生成実験
今年の8月1日、市内に眠るレアメタル活用、水素生成と実運用、森林の高度活用、人材派遣などをテーマに、仙北市と東北大学(同大学院環境科学研究科)は連携協定を締結しました。
さて現状は…。
昨日の夕方、大学構内の環境科学研究科エコラボを訪ねました。研究をリードする土屋範芳教授や研究チームから現状の報告をいただき、正直言って驚きました。研究の全容を公にすることはできませんが、玉川温泉の強酸性温泉水とアルミニウムを接触反応させ、水素を生成する実験は大きな成果を上げていました。温泉水は㏗が低いほど水素の生成量が多いことや、温泉水の温度が高い方が生成量が多いことも分かったそうです。
私からは、「できるだけ早期に実験レベルから実運用レベルに移って欲しいし、経済活動に参画いただける民間企業との連携も進めて欲しい」ことをお願いしました。
来年、モデルプラント事業に手が届くかどうかです。楽しみな取組みです。
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