2018年7月22日日曜日

社会時評「複眼流」の出版記念で


 さきがけ文庫新刊「複眼流」の出版を記念して、著者の西木正明さん(仙北市西木町出身)とお話しの機会をいただきました。会場は仙北市情報センター・ラウンジ、進行役は秋田魁新報社の伊藤毅・論説委員長です。

 複眼流は、秋田魁新聞に20年以上連載中の社会時評をまとめた文庫本。約1時間の対談で、この時評がスタートする時の裏話を初めて知りました。西木さんに時評の連載を依頼したのは藤川浄之さんだったそうです。藤川さんは仙北市田沢湖の出身で、秋田魁新報社の論説委員長や専務取締役を勤められた方。西木さんにとっては中学の恩師と言う関係もあります。「藤川先生に頼まれて、断れるわけがない」と話していました。

 私は複眼流を読み、感じた幾つかについて西木さんに思いをお聞きしました。東日本大震災後の気仙沼市立階上中学校での卒業式(梶原裕太さんの答辞)のこと、キャロライン・ケネディ元駐日大使のこと、世界を巡る取材旅行のこと…。対談時間だけでは足りず、会場を出てコンビニでお酒を買い込み、西木町荒町のご実家でお話しをお聞きする我儘もお許しをいただきました。いつもありがとうございます。

0 件のコメント:

コメントを投稿