2011年11月5日土曜日
仙北市民会館の事故について
仙北市民会館の天井材が落下し、お客様に骨折をおわせてしまいました。お詫びとお見舞いを申し上げます。またご不安に感じる市民の皆さんにも重ねてお詫びいたします。状況と、事後対応などについてお知らせします。
当日(3日)は、生保内中学校吹奏楽部の演奏会が行われていました。その演奏会の休憩時間に天井材が落下し、下にいたお客様が被害に遭われました。職員がすぐに田沢湖病院にお連れした後、角館病院に整形外科の先生がいることを確認し、角館病院に走り、検査の結果、骨折していることが判明しました。入院は必要ないとのことで、その夜はご自宅に帰っています(この状況は、秋田市内で開催されていた会議の途中で携帯に入りました。会議が終わって角館病院に向かいましたが、既に帰宅した旨の連絡が途中で入り、お見舞いは被害に遭われた方のご都合もあって後日ということになりました)。
次の日(4日)朝一番に、市民会館の職員も含めて教育委員会から報告を受け、被害に遭われた方のその後の状況、会館の点検状況などを聞きしました。私からは、事故が起こった直後、被害に遭われた方への対応が適切だったかどうか、他のお客様への対応はどうだったか、事故報告の仕方について指摘し、また専門機関に会館の点検を至急依頼すること(この時点で、教育委員会で既に手配済み)、安全が確認できるまで、会館の使用を禁止することが適切ではないかと、教育委員会に伝えました。
4日正午から午後にかけて、市民会館を設計した会社代表者の訪問を受けました。さきほどまで現場を確認してきたので、その報告をしたいということでした。会議が入っていましたが、そちらに待機をいただいてお話しを受けました。要約すると、天井材がなぜ落下したのか、天井で割れてから落下したのか、それともずれて落ちた後に割れたのか、そもそも同様の天井材の落下事故はこれまであったか(この時点では聞いたことがないとのこと)、などなど確認が必要とのことでした。市民に不安を抱かせながらの使用は有り得ません。その対応策についても検討をお願いし散会しました。
市民の皆さんにはご心配をおかけしますが、しばらくの間、対策をお待ちいただきたいと思います。
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