先日の便所神の番外編として、便所に関する迷信・俗信を紹介します。次の行為は便所でしてはいけません。便所は神がいて異界とつながる…。
①便所でツバやタンを吐いてはいけません。これをするとバチが当たって虫歯になったり、顔や体にデキモノができると伝えられています。理由は、便所神は人の小便を右手で、大便を左手で受け止め浄化してくれるので、両手がふさがっていてツバやタンを避けきれず、神の身体に付着してしまうから…。②便器や便所の中のモノを指差してはいけません。これをすると指が腐ったり、指にイボができると伝えられています。理由は、神聖な場所で指差しは失礼になるから…。③便所の前で食べ物を口にしてはいけません。これをすると食べ物に虫が湧いたり、腹の中に虫が湧いて病気になると伝えられています。理由は、便所神に対し無作法、また奥に潜む異界の何かを呼び込むから…。④便所にいる人を呼んではいけません。⑤便所を覗いてはいけません。⑥便所で頭をかいてはいけません。⑦便所で怪我をすると助かりません。その他、本当にいろいろです。
赤ん坊の便所参りは、生まれた子が健やかに育つよう、生後間もない時期に便所を3回の覗かせる習俗です。また昔から便所を掃除する人は、将来きれいな嫁・婿を迎えるとか、美しい子が生まれるとか言われてきました。きっと皆さんの周囲にも興味深いお話しが伝わっていると思います。やっぱり便所は人生を変える大切な空間です。


⑧便所に紙が無い時は代わりに狼が出てくる
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