2026年4月23日木曜日

小澤先生ありがとう


 昔話研究の第一人者だった小澤俊夫先生(川崎市:筑波大名誉教授)が旅立ちました。市長時代に初めてお会いし、「好きなことをしないのは人生に失礼ですよ」と…。

 私が公職を退いた後、各地で昔話を拾ったり語ったりの日常を過ごせているのは、たぶん先生の教えが心に残っているからです。先生が主宰した昔ばなし大学は、仙北市で創立20周年(2012年)・25周年(2017年)と記念事業を連続開催いただきました。私が交流会まで参加できた20周年大会では、思い出の潟分校に全国から600人の皆さんが集まり、各地の昔話を各地の方言で紹介し合っていて、それが本当に魅力的でした。その時も先生は「昔話は耳で聞く文学ですから、方言は物語の一部なんです」と…。

 ある時、先生が「弟(小澤征爾さん)に田沢湖の温泉で療養したらどうかと提案したよ」と言うので、内密に市民の皆さんの合唱や子どもたちの吹奏楽のコンサートも計画しました。これは実現しませんでしたが、ワクワクした思い出の一つです。あぁ楽しかった。私はもう少しこちらにいて、昔話の面白さを伝えて歩こうと思います。先生ありがとう。
※写真は神奈川新聞より。


0 件のコメント:

コメントを投稿