2025年5月9日金曜日

ジャンボうさぎ


 ABS秋田放送えび☆ステ、今週の特集は「おらほのフルコース」です。大仙市編で登場した前菜はジャンボうさぎの串焼き(ちゃんす長野屋)は、家畜繁殖学を専攻した私としてはイチオシの食肉で…。

 ジャンボうさぎのお話しをする前に…、フルコースのメインデッシュはオープンカツ丼(横丁酒場キンギョ)、甘味は紅茶のアフォガード(プラスカフェ大曲駅店)です。こりゃいいコースです。前菜の串焼きからビールをグビグビやってた酒井さんが羨ましい…。さてジャンボうさぎですが、正式には日本白色秋田改良種と言います。原種は明治時代に岐阜から導入され、仙北地方で改良が進みました。通常のうさぎと比べて身体が2倍近く大きいこともあり、毛皮採りと食肉の2刀流で重宝がられています。肉質は鶏に似ていてさらに肉々しい旨みに恵まれ、一方で低脂肪・高タンパクとヘルシーです。これは食肉としてかなりの実力派です。道の駅なかせんで肉は買えます。玄関先で第1回ジャンボうさぎフェスティバル優勝の館和号(剥製)がお迎えしてくれます。

 平成の合併で秋田県は69市町村から25市町村に再編されました。中心部は成長したかも知れないけれど周辺部は衰退している…、どこの市町村でもそんな声を聞きます。その目安は公共施設の建設だったショッピングセンターの進出だったり…。でも、成長の原動力はやはり人間です。大好きな人が元気でいて欲しいと願うように、大好きな地域が元気でいて欲しいと願う人、そして動き出す人のパワーが原動力です。ジャンボうさぎを飼育する熱心な農家、喜んで欲しい一心でお料理をつくる店主(町内ではうさぎ肉のご馳走が食べられる中仙月夜も実施中)、お祭りバカのオジサン、そんな皆さんが町を元気にしてくれるんだと思います。
※写真のジャンボうさぎはあきたノートより。

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