2019年2月27日水曜日

市と国で共同事務局を立ち上げました



 今日の午前、仙北市は内閣府と特区推進共同事務局を立ち上げました。所在地は仙北市役所田沢湖庁舎内です。事務局長には岸博幸さん(慶應義塾大学大学院教授・特区WG委員・仙北市戦略アドバイザー)が着任しました。


 平成27年8月、仙北市は国家戦略特区の指定を受けました。以来、ドローン活用や農業法人の設立、旅行業資格取得、自動走行など、たくさんの取り組みをしています。仙北市が持続可能な自治体として発展するために、過疎化や少子高齢化、人手不足などにどう立ち向かうか…、その手法の1つが特区の取り組みです。しかし、情報や人材、資金などで心配が多いことも事実でした。そこで、片山さつき大臣にご相談をし、国と市で共同事務局を開設する判断をいただきました。そんな経緯があっての今日です。内閣府からは地方創生推進事務局の蓮井参事官にもお出でをいただきました。皆さん本当にありがとうござました。


 ところで、共同事務局の取り組みは多彩です。現状で主な連携事業者が決まっている事業は次の通りです。
〇自動走行とITを組み合わせた公共交通の実現。
 MONET Technologies株式会社(ソフトバンク・トヨタ) 他
〇最新技術の導入で儲かる農業の実践。
 東光鉄工株式会社 他
〇温泉を核としたヘルスケアツーリズムの展開。
 玉川温泉 市内各温泉施設 他
〇水素エネルギー利用のモデル構築。
 東北大学大学院環境科学研究科 他



 これからも、市民の皆さんをはじめ、多くの関係企業・研究機関のご協力をよろしくお願いします。

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