2018年5月10日木曜日
「新潮社の装幀展」が人気です
新潮社は、角館出身の佐藤義亮さんが創業した日本を代表する出版社です。今年は佐藤義亮さんの生誕140年にあたることから、市内角館の新潮社記念文学館では、先月から「新潮社の装幀展」を開催しています。
ところで、大正時代に始まった新潮社からの出版物寄贈は現在も続いています。本当にありがたいことです。また、現社長の佐藤隆信さんは佐藤義亮さんのひ孫で、機会ある度に仙北市を訪ねてくれます。昨年の春は、同館で開催した「新潮社写真部のネガ庫から(写真展)」にもお出でをいただきました。今年の夏は、新潮社のある神楽坂で「神楽坂まつり2018」に加えていただき、仙北市のイベントを開催予定です。
「新潮社の装幀展」は、新潮社の創業期から現在まで刊行された本の中から、同館所蔵の50点を展示しています。竹久夢二の木版装幀本や豪華折本、また、神楽坂ブック倶楽部と(株)DMM.comラボとの連携で出版された「文豪とアルケミスト文学全集」など必見の展示が人気で、全国からお客さまがお出でになっています。会期は7月8日まで。仙北市民は入場無料です。
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