2012年8月11日土曜日

2012台湾レポート④


 写真は中華航空總経理の孫さん。孫さんに仙北市の四季の美しさをお話ししました。その中で秋田内陸縦貫鉄道を「ホタルが乱舞する季節、紅葉の森の谷間を縫う季節、吹雪に凍る季節…、内陸線周辺には、台湾の皆さんに是非ともご覧いただきたい季節があります」と伝えると、孫さんは「偉い役人になった人が、ホタルの光で勉強をした逸話を思い出しました。そんな懐かしい風景が日本にはまだあるのですね」と、とても喜んでくれました。

 北投温泉の周さんからは、アジア太平洋国際温泉発展協会の準備委員会設立に関する協定書を託されました。趣旨は「グローバルな視点で温泉の未来づくりを行おう、皆が力を合わせ、温泉観光や温泉療法を進めるプラットフォームを築こう、この地域(アジア太平洋)が全世界の温泉業者のベンチマークと温泉愛好者の聖地になろう」などなど。準備委員会が設立となっているので、今後は正式な発展協会の発足に向けて取り組みを進化しなければいけません。

 台北市産業発展局の王さんには、台北市内で花が咲くサクラの樹種を教えてもらいました。指定された何種類かのうち、仙北市で適当な樹種を8月いっぱいに決定、これを外交ルートなどを活用しながら台湾に送付。台北市産業発展局では局所有の土地に仮置きしておいて、11月の植樹まで管理を行う…、こんな連係プレーになりそうです。

 今回も多くの皆さんにご指導とご協力をいただいたトップセールスでした。主催の秋田県、サポートにあたった各旅行社、そして台湾政府、台北市政府などなどに深く感謝を申し上げます。

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