2025年9月27日土曜日

寺田学さんの引退について


 AKT秋田テレビ土曜LIVE!あきた。今日は大館市でコミュニテイFMのパーソナリティを務める佐藤里奈さん(写真右)と。私は寺田学衆議院議員の政界引退で感じたことを率直に…。

 寺田さんと初めてお会いしたのは2003年です。彼は秋の衆議院議員総選挙への出馬に向け、県議会を挨拶周りしていました。私たちの部屋にも足を運んでくれました。政治経験も行政経験もない27歳の青年にどんな言葉をかけたか…。当時42歳の私はまったく優しくなかったと思います。しかし選挙に当選し彼の議員活動は始まりました。そして何かの機会に、寺田さんがベテラン国会議員には違和感を感じると言っていた話しを聞いて…、その違和感をいつまで持ち続けられるか、それが大切なんだと思いました。寺田さんは菅直人総理の下で補佐官となり、あの東日本大震災の対応にあたりました。官邸の動揺や情報不足から生じた機能不全など、後世のため記録を公開しています。毎回の選挙の戦い方なども含め、ニュータイプの政治家だと感じていました。今回、政界を引退する旨の記者発表を行いましたが、持ち続けた違和感が、今度は寺田さんが議員として過ごす日常に、何かしっくりこない、居心地の悪さを覚えさせたのかも知れません。人はその時々で背負う責任も、どこに立つかも違って当然です。今は子の父として、また夫として、さらに両親の子としての役割を果たしたい…、自身の心に忠実な決断だったと思います。

 後援会や支持者の皆さんには様々な思いがあると思います。でも私は素晴らしい決断だったと思います。…と勝手な解釈でにお話しをさせてもらいました。

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