2018年2月20日火曜日

湖底調査事業の成果報告会で



 今日、午後から「田沢湖・湖底調査研究の成果報告会」を開催。会場は田沢湖クニマス未来館。たくさんの皆さんにお出でをいただき、また新たな事実の披露もあって、もうドキドキでした。


 発表者は、秋田大学の石山大三先生、高知大学の松岡裕美先生仙、産業技術総合研究所の鹿野和彦先生の3人。
 石山先生は「田沢湖には湖水の循環機能があった。これは今後も水質改善の可能性があると言うこと」と発表。松岡先生は「田沢湖には100万年以上の歴史があって、これは国内有数。周辺の環境変化を湖底沈殿物が記録していた」、鹿野先生は「田沢湖がカルデラ湖だと言う物的検証が整った。また湖底の白い沈殿物はアルミとシリカが主成分で、玉川温泉水が流入してできた混合物ではないか」としました。



 来場した皆さんからも多数の質問がありました。田沢湖の湖底は、きっと田沢湖再生の糸口です。調査研究はさらに続きます。

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