2014年10月13日月曜日

北秋田市誕生10周年、そして演劇列車へ

10月11日、北秋田市文化会館ホールで開催された「北秋田市立誕生10周年記念式典」に出席。平成17年3月の合併でしたが、この月に生まれた子ども達3人が開会宣言。「北秋田市と同級生の私たちが開会を宣言します」。これはナイスアイディア!。この日が初公演となった北秋田市民歌も、本当に美しい曲でした。

 その後、鷹ノ巣駅(秋田内陸縦貫鉄道)に移動。平田オリザさん(劇作家・演出家。劇団青年団主宰、こまばアゴラ劇場支配人。桜美林大学文学部助教授ほか多数の大学講師、内閣官房参与)が書き下ろした演劇を車内で上演する「秋田内陸阿房列車」に乗り込みました。平田さんとお会いするのは今回で3度目になります。1度目はたざわ湖芸術村のお座敷で、2度目は東京虎ノ門の会議室で、そして今回は内陸線の車内で…。平田さんにお話をお聞きすると「母が北秋田の出身で、内陸線にご縁を感じています」とのこと。ちなみに平田さん、映画監督の大林宣彦さんは叔父さんにあたります。

 さてその阿房列車、一組の夫婦が車窓を眺めながら交わす会話が中心の静かな演劇です。不思議な思いになってしまいます。他人様の秘めやかな会話を盗み聞きしているような罪悪感…、そんな感覚です。平田さんの演劇は、終わった後の反芻が必要でそれが楽しみと言う方もいます。皆さんもぜひご鑑賞ください。

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