やっと映画「国宝」を観ました。全てに圧倒的な力を感じました。このパワーの根源は、もしかしたら李相日監督が悪魔との取引を…。
京都の光盛大明神で、喜久雄(主人公:吉沢亮)が、子どもに聞かれて振り返り、「神様と話ししてたんとちゃうで。悪魔と取引してたんや」と答えます。血統も家柄もない男が日本一の歌舞伎役者になるには、もう魂や家族を代償にするしかない、そんな決意が静かなやり取りから伝わってきます。とても怖いシーンでした。ただ芸事を極める物語では、昔からそんなプロットが見受けられます。
映画館を出て時間が経過しても、映画の衝撃がなかなか消えません。大好きな李相日監督自身が、映画を撮るために悪魔と契約をしたのではないか、そんなことを心配するくらいの映画です。


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