2025年12月26日金曜日

私のグッジョブ大賞⑪


 “誰も褒めてくれなかったけど…、私は良い仕事をした(と思う)”、そんな今年の取り組みを自画自賛します。エントリー⑪はありがとう文庫を閉館できた私たち。閉館感謝祭も大盛会で…。

 始まりは26年前に遡ります。その時に青年団体代表だった私は、仲間たちと全国から読み終えた本をいただくことで、地元に図書館を開設する活動に着手しました。わずか1ヶ月ほどで4〜50万冊が集まり、住民の皆さんの手を借りながら本の整理を進め、1年後にオープンしたのが全国ありがとう文庫ひのきない本の家です。場所は除雪機械の車庫2階でしたが、普段はあまり使用しないからと、当時の村長が私たち青年活動を応援してくれて実現したもの。開架図書3万冊は私設図書館としては全国1の規模でした。以降、地元の皆さんを中心に活用いただいていましたが、次第に足も遠のいて…。ここ数年は私たち(市民活動あきた)も一緒に読書プロジェクトを立ち上げ、本の有効活用を図ってきました。でも本の管理が困難なことや建物の老朽化が著しくて、それで本の家を閉館することになりました。

 所蔵する本は必要な皆さんに無償譲渡する閉館感謝祭を開催。連日たくさんの皆さんにお越しをいただきました。別建ての書庫も整理が終わり解体を待つばかり…。皆さんのご協力で閉館作業を全て終えることができました。ありがとうございました。

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