仙北市立西明寺小学校は今年で創立150周年。今日はPTA(佐藤亘会長)が主催した講演会でお話しをさせてもらいましたが、龍より河童より天狗より、人気アニメの主人公が…。
ダントツ人気でした(当たり前かな)。全校児童と保護者の皆さんにアレコレお話しをして、特に子どもたちが真剣に聞いてくれた話題が、ドラえもん、鬼滅の刃、ポケットモンスターだったように感じます。どれも世界中で大人気のアニメです。絵も素晴らしいし、物語に強いメッセージが込められています。例えば今回ご紹介したドラえもんは、のび太がドラえもんを励ます「好きでたまらニャい」(藤子・F・不二夫大全集初期巻より)のお話しです。いつもはドラえもんがのび太を励ます役回りですが、この巻は逆で…。近所で見かけた子猫に恋をしたドラえもんでしたが、自分は猫型ロボットでそれが負い目になって想いが伝えられません。その様子を見ていたのび太が声をかけます。「いちばんいけないのは自分なんかだめだと思いこむことだよ」と。
小学校も中学校も、子どもたちの夢と希望の種を育てる場所です。傍らにいる大人たちは、その種を育てることが仕事です。創立150周年おめでとうございます。


「目に見えないからこそ大切にしなければならないことがある」「夢をもって未来に向かっている子どもたちが集まっている場所、学校は、その地域のまん中である」「私たち大人はその子どもたちを応援する役割を担っている」「子どもたちの夢と希望の種を育てていくことが、大人がやるべき仕事なのだ」など、心に残る、胸が熱くなるメッセージをたくさんいただきました。
返信削除講演準備のために、子どもと大人の両方を相手にした内容やその話し方を考えることに苦労したことや講演が始まったらその雰囲気に合わせて楽しもうと思って話したことを打ち明けてくださったこと、お礼に対して深々と頭を下げて手に取った後にすぐさま「子どもたちに使ってけれ」と返してくださったことなど、持ち前のユーモアと前向きでやさしい笑顔で対応してくださる姿に、感動しました。
本当に感謝しかありません。ありがとうございました。今後もどうかよろしくお願いします。