2016年11月29日火曜日

無人運転バス公道実証実験の短編ビデオ

  11月13日に実施した「無人運転バス公道実証実験」を、2分の記録ビデオにまとめました。制作は市役所の若手グループ〝近未来のまち映像プロジェクト〟です。ユーチューブにもアップしています。ご覧ください。
https://youtu.be/3-7-vgYlL9E

12月定例議会がスタートしました

12月議会がスタートしました。冒頭の市政報告は、http://www.city.semboku.akita.jp/government/mayor/documents/H28_08shiseihoukoku.pdf
でご確認ください。また市議会庁舎建設特別委員会委員長から、重要な報告がありました。

  同委員長からは、先の9月議会で同特別委の提案が議会本会議で否決となったことで、これ以上の調査研究は理論矛盾に陥ると判断し、特別委員会は終了することが決定しました。また議員報酬の改定条例案では、庁舎事案で議会責任が果たせなかったこと等を理由に否決。連動して支給月額の引上げ予算案も否決しました。

  なお平成27年度の一般会計決算は、企業誘致の不調や、職員の贈収賄事件の発生などで不承認となりました。人事関連2案は可決となりました。

2016年11月28日月曜日

仙北市と青山学院大学が包括連携協定を締結

 本日の午前、仙北市と青山学院大学は包括連携協定を締結しました。写真は中央が三木義一・青山学院大学学長、左が立会人の青柳宗五郎・仙北市議会議長、右が私です。

 締結式は、同大学の田中正郎・副学長、橋本修・副学長にも出席をいただきました。冒頭、私から「青山学院大学の人的資源とネットワークで、様々な取り組みを展開する基盤ができました。子ども達の修学旅行先として、また英語力向上プログラムのパートナーとして、また大学キャンパスでの仙北市PR作戦、芸術活動の相互乗り入れ、学内の駅伝チームや各運動部・文化部の合宿誘致などを進めたいと思います。世界に開かれた渋谷の街に、仙北市の最前線基地ができた思いです」とあいさつ。特に正月明け早々の箱根駅伝の3連覇を期して、美味しいあきたこまち180キロを贈呈しました。

 三木学長は、「大学が取り組むグローバル化、さらにグローカル化の実践地として、国内の複数の自治体との包括協定を締結してきましたが、仙北市はその中でも最も北の街です。観光素材の豊かさや、英語特区のステージとして、また学生の合宿先として、超イイ条件が揃っています。これからの展開が楽しみです」とお話をいただきました。

 この後、控え室で三木学長から、「先ずは学生に冬場の雪下ろし体験をさせたいですね。それと冬の年中行事を組み合わせて、魅力的な体験プログラムを検討してくださいとのご要望もいただきました。すぐに着手します。
 なお、この包括連携協定にあたり、角館出身で仙北市観光大使の橋本副学長には大変なご尽力をいただきました。ありがとうございました。

2016年11月27日日曜日

仕事と床屋と宇多田ヒカル

 昨日は市政報告の調整で田沢湖庁舎。でも休日仕事も辛くありません。だって夕方は散髪でしたから!。床屋さんが大好きです。クラシックなお店も全国チェーンも特定しないで、いろんなお店を訪ねます。腕が良いのに不愛想なおじさん、世間話の度が過ぎてお客を逃しそうなおばさん、耳掃除やマッサージを売り物にしているお姉さん…。近いうち、「アナタのまちの床屋さん」と言う本を出版しようと思っているくらいです。

 今日のお店のご主人は〝ラジオ派〟とお見受けしました。ラジオはニュースも天気予報も音楽もあって、何だか得した気分になれます。そして突然、宇多田ヒカルの「真夏の通り雨」が流れました。
    彼女はデビュー以来、私の人生の分岐点でいつも一緒です。

 「Automatic」を歌う彼女は15歳でした。私は地域活動にも行政機能にも限界を感じ、実体的なまちづくりの情熱に戸惑う39歳。そこに無名の少女がさっと現れ、世の中の価値観を一変させてしまったのです。彼女自身が「留まっていては何も生まれない」と言うメッセージでした。さらに3年後に18歳で紀里谷和明氏と結婚。同月、私も42歳で県議選に出馬するため役所を退職しました。

 「Keep Tryin'」は、2度目の県議選を悩んでいた頃のヒット曲です。「標的になって泥に飛び込んでLadyレッツゴー」のフレーズに、どれだけ励まされたことか。以降、何かに立ち往生する度に、耳の奥で彼女の歌声が聞こえました。しかし彼女は5年前から「人間活動」に入り、姿を見ることができませんでした。そんな経緯があって先月の「NEWS ZERO」です。まさに積み上がった懸案に判断が必要なタイミングで、彼女と再会できました。

 話が長くなりました。そんな訳で床屋さんを出て真っすぐCDショップへ向かいました。いま「ファントーム」からエネルギーを充電中です。

2016年11月25日金曜日

財務省と国土交通省で事業要望活動

 財務省と国土交通省の事業要望で、仙台・都内を歩いています。案件は国道46号と国道105号の整備促進、八幡平山系の直轄砂防事業(3つの整備期成同盟会会長は仙北市長:写真は国土交通省の武藤浩・事務次官、財務省の福田淳一・主計局長など)です。

 昨日の東北地方整備局を皮切りに、今日午前はまず国土交通省、続いて財務省を訪ねました。さらに国会議員の皆さんに要請活動中です。
 ところで国土交通省では武藤浩・事務次官、道路局では石川雄一・局長、水管理国土保全局では山田邦博・局長に面談。事業の必要性を説明させていただきました。また財務省では主計局を訪ね、福田淳一・局長に予算要望を行いました。道路2本は国土の縦と横の重要路線です。46号はサンセット・サンライズラインと言えます。日本海側と太平洋側の産業文化、医療連携に欠かすことができませんが、線形がひと昔前の状況で何としても早期の高規格化が必要です。仙岩トンネルの改修も視野に入れています。105号は秋田県の背骨です。生活安定は当然のこと、インバウンド路線としても注目度が高まる中、大覚野峠が難所となっています。冬まつりが盛んな地域で、「秋田の観光は冬にあり」と声を高く説明をしました。また直轄砂防は活火山を抱え、著名な温泉群が集中している地元にとって、安全対策は欠かせません。
 いずれの対策も早期の改善を目指します。住民の皆さんが積極的に活動を展開してくれる今がチャンスです。

 各省の訪問に随行をいただいた御法川信英・財務金融委員会委員長、ありがとうございました。

2016年11月23日水曜日

広瀬栄・兵庫県養父市長の言葉

午後に上京。内閣府永田町合同庁舎で旅行業法の規制緩和を議論。内閣府・国家戦略特区ワーキンググループ・観光庁…。皆さんのスピード感は本当にスゴイ!。その後、仙北市地方創生アドバイザーで、テレビでもお馴染みの岸博幸先生(慶應義塾大学大学院教授)、そして国家戦略特区の先輩、兵庫県養父市の広瀬栄市長と対談。この様子は12月24日にBS朝日特番で放送予定です。

 岸先生には、最近の仙北市の様子、特区進捗状況などを報告し、様々なアドバイスをいただきました。近いうちにお出でをいただけるかも知れません。広瀬市長は選挙が終わったばかりで、お疲れだったと思います。さらに収録が22時を超えていました。それでも秋田の地酒、稲庭うどん、きりたんぽ鍋を飲んで食べて、たくさんのお話しもいただきました(写真)。

 広瀬市長の印象的だった言葉は、「特区は可能性の扉を開く鍵です。養父市はこの鍵を使って、養父市が抱える問題を解決するんです」。少しショックでした。仙北市の取り組みは、少し肩に力が入り過ぎていたかも知れません。早く取り組み実績を上げないと、規制緩和メニューの全国展開を考える国にブレーキをかけてしまう、ご迷惑をおかけしてしまう…、そんな思いが強くありました。広瀬市長の言う通り、何より「市民に役立つ特区」です。

2016年11月21日月曜日

田沢湖高原で源泉の切り替え通水式

 本日午前、田沢湖高原地区の宿泊施設が使用してきたカラ吹き源泉を、新源泉(水沢源泉)に切り替える通水式を行いました。半世紀を超え愛されてきた市の温泉事業は、安全な新源泉からの引湯でさらなる発展を目指します。

 カラ吹き源泉は老朽化で湯量や湯温に問題を抱えていました。そこで平成26年の年末、地元の温泉関係者と市の連携で温泉利用連絡協議会を立ち上げ、カラ吹き源泉から新たな源泉に移行する準備を進めていました。その直後、平成27年3月にカラ吹き源泉の調整作業で死亡事故が起こりました。亡くなられた3名の皆様に改めてお悔やみを申し上げます。また事故調査委員会からも硫化水素ガス濃度の高い源泉使用を改めるよう、答申がありました。これらにしっかり対応したいと事業化を早め、延長約3.3㎞に及ぶ引湯管を敷設するなどして、今回の切り替えが実現できました。

 新源泉は10月末から供用を開始しています。関係の皆様のご協力とご理解に、心から感謝を申し上げます。仙北市観光の主力と言える温泉事業です。ますます多くの皆様のご来市をお待ちします。