2014年2月12日水曜日

丹野綾子さんの講演会

久々のブログアップです。コンピュータの状態が悪くて、思うようにいきません。更新の時期かな…。写真は男女共同参画事業の一環で、昨日開催された「丹野綾子さん講演会」スナップ写真です。この講演会は、仙北市男女共同参画推進委員会(坂本佐穂会長)が主管しました。会場の伝承館総合研修室はたくさんの参加者でいっぱいでした。

 丹野さんは(株)河北新報社の記者で、現在は石巻支局にお勤めです。東日本大震災が発災した直後から、災害取材に取り組みました。そんな中、例えば避難所生活では生理用品や女性下着が不足していたり、プライバシー保護が難しかったことなどを痛感。災害対応に女性の視点がもっと必要という講演内容は、昨年8月の土石流災害時にも行き届かなかった幾つかの課題解決に有効です。

 講演会では、女川町民を町内単位で受入れしたハイランドホテル山荘の佐々木謙亮支配人、また土石流災害の現地で活動を行った女性消防団を代表し西宮三春さんが、それぞれ実践報告を行いました。佐々木さんは、女川の皆さんと受入れ後の交流がさらに強まっていること、西宮さんは女性の気遣いが災害現場の指揮を高めたことなどを報告してくれました。

 見直しが進む防災計画ですが、女性視点は絶対に必要だと思います。

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