2014年2月15日土曜日

進む大農の中和処理研究

写真は、県立大曲農業高等学校の生物工学部が行った「田沢湖の中和研究報告会」スナップです。同校は以前から田沢湖の酸性水を中和する研究を続けていて、毎年その成果を仙北市民に還元してくれます。

 会場(田沢湖庁舎3階会議室)には、田沢湖再生に取り組む市民の皆さんも駆け付け、高校生の発表に熱心に聞き入っていました。
 発表しているのは同校3年の高畑祐さん、2年の戸沢凌さん、1年の佐々木克さん。指導は大沼克彦先生。で、どんな報告だったかというと、これが専門的で自分の頭ではなかなか理解が難しくて(悲しい)。電気で酸性水を中和する手法なんだそうですが、その電気も太陽光で発電ししたものを使用する…、ザックリまとめるとそんな提案です。前回と比べて、随分と研究は進んでいる印象です。

 これまで同校が行ってきた水質改善に関する活動を列記すると、
・平成22年10月17日 卵の殻で田沢湖再生 湖畔の杜レストラン
・平成23年12月 9日 電気分解による中和処理方法報告会 田沢湖庁舎
・平成25年 3月10日 クニマス里帰り企画展講演会   田沢湖開発センター
・平成25年10月31日 ~11月6日まで種苗交換会会場にて研究ブース展示
・平成25年12月15日 都内にて研究成果の発表(アサヒビール主催)
・平成26年 2月14日 本研究発表会 田沢湖庁舎

 研究成果は第41回毎日農業記録賞も受賞しています。ですから、かなり専門性の高い研究だと言うことが分かってもらえるかと…。
 皆さん本当にありがとう!。

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