2010年3月27日土曜日

茅葺きサミットで


 第1回の茅葺きサミットが仙北市角館で開催され、興味深いお話をお聞きすることができました。以前に調査でお伺いしたことのある大内宿(福島県)から参加くださったのが吉村徳男さん(写真)。吉村さんは大内結いの会顧問で大内宿保存会の会長をお勤めです。

 「茅葺きは集落が助け合って行ってきた。けれどお母さん達がいやがる。賄いが大変だから。その簡素化から始まった。今はたくさんのお客様においでいただくが、観光客の目線にならないよう気を遣っている。集落の生活を守ることが大切だ」と話していました。

3 件のコメント:

  1. 茅葺き屋根の継承者に対する補助はあるんですが、茅葺き住宅自体に補助金の創設はできないかな?たとえば、伝承者の実践場所として提供し、人件費の一部を職人に支給するとか。維持管理費が結構かかるんです。

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  2. 門脇みつひろ2010年4月25日 11:29

     ウチも茅葺き屋根だったんですが、あんまり維持費にお金がかかると言うことで、上からトタンを葺いています。この前のサミットでは、羽後町が補助を出している報告がありました。以前だったら、葺き替えは集落の共同作業で行われていたことも、最近のご時世では難しくなっています。市民個々の財産ですから、行政がすべきこと、市民がすべきことを整理をして、ご提案のような人材育成(マニフェストにある産業マイスター制度の実現手法)を兼ね、行政施策として取り上げる方法も一考です。少しお時間をください。

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  3. 茅葺き住人2010年4月25日 19:19

    仙北市には、重要文化財や角館の武家屋敷など維持していかなければならない建物が多くあります。但し、屋根の補修などは公共事業として発注して、実際は職人グループに一任していると思われます。公共事業なので管理業務は必要ですが、職人に事業費が直接支払われる方法とかないものでしょうか?また、茅葺き職人が冬季間できる仕事を行政で探してみては?職人が魅力ある職業で年間安心して働ける職業になってほしいです。

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