2013年8月8日木曜日

臨時議会で予算案など可決

臨時議会が開催されました。市外の子どもの保育園入園に関すること、7月23日付で専決処分をした補正予算6号(災害関連予算約700万円)のこと、それに補正予算7号(林業者健康増進施設の天井張り替え工事と、司食品(株)の誘致を進めるための用地測量や土壌調査、各種許認可に係る手数料で約1400万円)について、それぞれ審議をいただきました。その結果、全議案を了承・可決いただくことができました。
 仙北市の産業振興に重要な役割を担う食品加工会社の誘致活動が、今後はさらに本格化します。司食品(株)は、東京に本社を有し、現在は青森県東北町で東北工場を稼働しています。スープ原料の生産では国内随一の規模で、動物性油脂の抽出、野菜や海草からのうま味成分抽出技術は世界的にも注目されている企業です。地元・広域での野菜類の栽培拡大、また雇用が30~50人と多く、地域経済にも多大な貢献をいただけるものと考えています。この後、企業側が進出を希望している生保内地区で、市民説明会を開催することになります。多くのご意見やご指摘をいただければと思います。

 さて、以下は議会冒頭で市議会の皆様にお伝えをした市政報告ダイジェストです。

 はじめに、大雨による被害状況等についてを報告。その後、企業誘致推進室とDCキャンペーン推進室のスタッフ増強(併任事例)、また固定資産税の課税誤りに対する調査結果をお伝えしました。これまで2度に渡り返還をしてきた固定資産税の課税誤りについては、類似する課税誤りはなかったものの、家屋の種類などの錯誤が4件見つかりました。残念です。深くお詫びをします。

 また株式会社アロマ田沢湖に対し、1800万円の出資申出があったこと、これにより第三者割当増資として新株を発行したいこと、消防訓練大会で優秀な成績を収めることができたこと、秋田駒ヶ岳で山岳事故が相次いでいること、県から貸与をいただいた放射能測定装置を西木保健センタ-に設置し、学校給食・保育園給食の食材検査、にしき園で提供される食材検査、また市民の方々が希望される食材検査を行っていること、秋田焼山に警戒レベルが導入されたこと、(株)ヤマト運輸との災害協定を行ったこと、仙北市の観光大使に株式会社バスクリンの古賀和則社長を任命したこと、またストロベリーファームの収穫見学会の様子、秋田スギバイオエネルギーセンターの検証事業が本格的にスタートしていること、大規模肉用牛の団地整備事業の地鎮祭が行われたこと、商品開発と販路開拓支援事業お開催状況、次期食育推進計画の策定着手、新事業「都市農村共生・対流総合対策交付金事業が採択となったこと、People to People・国外からの修学旅行が順調に伸展していること、環境学習への取り組みが進んでいること、病院事業の現状などについて、それぞれ報告を行いました。

 臨時議会は1日間の会期で終了しました。間もなく開催の9月議会の準備に取りかかります。

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