2013年5月30日木曜日

チャレンジデー・仙北市は46.07%

皆さん、チャレンジデー本当にご苦労様でした。皆さんの取り組みが功を奏し、これまでにない成績を収めることができました。参加率は46.07%です。

 市内はあいにくの天気(農業者にとっては恵みの雨です)となりましたが、市内の各地で、個人・団体の皆さんが積極的に活動を展開していました。写真はチャレンジデーオープニングセレモニーを行ったグラウンド・ゴルフ大会(会場:ホテルタザワ)の開会式の様子です。

 ところで対戦相手となっていた福島県会津坂下町の成績は62.38%、ウ~ン流石です。ちなみにお隣の大仙市は44%、美郷町は40%だとお聞きしています。仙北市の46%は、昨年、一昨年と比べて最も高い参加率です。重ねて御礼申し上げます。

2013年5月29日水曜日

秋田県・市町村協働政策会議

昨日の午前9時、会津坂下町の沼木副町長と電話で懇談。「チャレンジデーではお互いに頑張りましょう。竹内元町長のためにも良い対戦をしなければいけませんね」…。実は病気療養中だった竹内元町長の葬儀が同じく昨日の午前10時から。ご冥福をお祈りします。

 さてその後、秋田市内で開催の各会議へ。秋田内陸縦貫鉄道の取締役会がルポールみずほで12時45分から。この会議では来月開催予定の株主総会に提案する議題の整理が職務です。会議終了後急いで県議会棟大会議室へ。1時50分から秋田県史跡整備市町村協議会です。ここでは協議会監事として昨年度の会計監査報告。直後の2時20分、岩手県の千葉茂樹副知事、野田村の小田佑士村長が待つ市町村会館へ。今年いっぱい不燃系混合廃棄物の受入を行う仙北市としてあいさつ。その後「高台移転の進捗状況はどうでしょうか」との質問に小田村長は、「大まかに言えば予定通りに進んでいます。ただ土地に関する各法律の壁に苛立つこともあります」と本心をチラリ。

 続いて秋田県・市町村協働政策会議へ。ここでは仙北市から市長会を経由して提案した「県内の地域公共交通の在り方を検討する協議会の設置」が協議のテーブルにあがり、佐竹敬久知事から、6月補正で関連予算の確保を考えたいとのお話をいただきました。民間のバス運行事業者などは地域からの撤退が続く状況です。また生活や文化圏を同じくする複数の市町村の間でバス路線の起点~終点がまたがっていて、単独自治体では対応に限界がある場面も多いのが実態です。全県での対応が始まれば、お年寄りの方々や、子ども達には、さらに優しい交通行政を提供できると考えています。

※写真はイメージです。

2013年5月27日月曜日

国民文化祭キックオフ!


 昨日、仙北市民会館で開催された「国民文化祭・仙北市キックオフイベント」で、 AKITA smaile-face(ha-j・大木彩乃・藤田ゆうみん・渡部絢也・臼井博朗)が、テーマソング「僕たちの未来」をご披露くださいました。ステージの右端でスギッチも楽しそうに踊っています。

 今回のキックオフイベントは、今年6月から始まるプレイベントや来年の本イベントをアピールするために、仙北市が独自事業として開催しました。10のプログラムをつくった市としての責任があります。それにしてもステージは熱かった!。第1部に出演いただいた花かげ会による大正琴の演奏と早川みかTAPダンススタジオのコラボレーションは面白かったし、高橋キヌ子社中の伝統的な歌と踊りには流石と言う他ないし、ストリートダンス角館スクールのダンスはますますパワフルになっていたし…。本当に素晴らしいパフォーマンスでした。

 そして第2部はテーマソング発表コンサート。作曲と編曲はha-jさん、作詞は秋田県内の子ども達、補作は大木彩乃さん、そして歌唱は藤田ゆうみんさんと渡部絢也さん。「僕たちの未来」は、本当に人を元気にしてくれる歌です。皆さんで歌い繋いで欲しいと思います。
  今、仙北市内のお昼チャイム(防災行政無線)は、「僕たちの未来」のメロディが流れています。

2013年5月26日日曜日

映画「みんな元気」にハマリました


 田沢湖開発センターで角館庁舎の移転案説明会。参加者は決して多いとは言えませんが、さまざまなご意見を聞くことができて参考になりました。さて説明会を終えて帰宅し、テレビのチャンネルを変えていて、何となくBS朝日のサタデー・シアターに。残り40分ぐらいからの視聴でしたが、「みんな元気(2009年アメリカ映画:主演はロバート・デ・ニーロ)」にハマリました。

 原題はEverybodys Fine。あらすじを少しお話しすると、奥様に先立たれた父親フランク(この役はロバート・デ・ニーロ)には、独り立ちをした自慢の子ども達が4人います。毎年クリスマスの夜に子ども達が集まってくれていましたが、どういう訳か今年は誰も来れないとの連絡。それだったらと、連絡なしに4人の住む家を順に訪ねます。そこには聞いていた生活とは全く違う子ども達の真実があって…。

 小さな頃から絵描きの才能があったことから芸術家を強要し、結局それが重荷になって麻薬を常用して死んでしまった長男。歌手になるのが夢だった次女はラスベガスでミュージカルスターだったはずなのに、実際は役をもらえず子育てをしながら1人でアパート暮らし。子どもに期待し、子どもの夢を叶えることが親の責任と、子どものことは母親任せ、家族を顧みる余裕もないほど仕事をしてきた自分の人生は何だったんだ…。子ども達の今を目の当たりにし、心臓発作で倒れ、病院のベットで見た夢に出てきた長男が「今年のクリスマスはお母さんと過ごすよ」と一言。それに応えて父は「済まなかった」。長男は「お父さんのせいじゃないよ」。

 ロバート・デ・ニーロと言えば、「タクシー・ドライバー」か「ディア・ハンター」を思い出す人が多いのではないでしょうか。孤独で強くて男臭くて…。「みんな元気」のデ・ニーロは、そんなイメージとは正反対です。孤独と言うよりは、寂しがり屋で頼りない老人役で、それがまた素敵でした。映画に教えられることって本当に多いんです。

2013年5月23日木曜日

角館庁舎の移転整備案説明会


 一昨日から「角館庁舎の移転(案)に関する説明会」で、市内を巡っています。一昨日は中川の集落センター、昨晩は白岩でした。日を追って参加をいただける方々も増え、また多様な考え方を知ることができて、本当に有意義な時間となっています。

 移転整備案の概要ですが、現在の角館庁舎の老朽化が著しいため、その機能を角館交流センター周辺に建築する軽量鉄骨プレハブ構造の新庁舎へ(ここには地域センター・市民課・環境防災課が入居)、また角館東地区公民館へ(ここには教育委員会が入居)、そして現庁舎は解体撤去し火除けの復元を行うとした内容です。交流センター周辺に新角館庁舎を建築するメリットとしては、駐車場が200台以上確保できること、交流センターや健康管理センター施設の併用で、部屋数などを抑えることができることなどがあります。 これまで市議会の皆さんからは、「さらに庁舎が分かれてしまい非効率だ。現庁舎からの早急な撤退が必要であれば、地域センターも含めて東地区公民館に入った方がよい」、また一方では「角館庁舎の老朽状況を科学的に証明することが最初だ。また角館東地区公民館は、当初は東小学校として活用していたものだが、それが老朽化して危険だから新たに角館小学校を建築した経緯がある。そこに教育委員会を入居するのは危険を度外視した行為」、また「だからこそ東地区公民館に教育委員会を入居させたりしないで、交流センター周辺に建築する新庁舎に入居させるべき」など、多彩な指摘があります。

 一昨日、昨日の市民の皆さんからの意見では、「分庁舎方式を早期に解消し、一体型庁舎を早く実現すべきだ」、そして「交流センター付近はまだまだ土地開発ができる山地がある。それを開発すれば一体型庁舎も実現できる」と言う意見や、「角館駅の東側には広い土地がある。交流センター周辺よりは適していないか」、また「駅前のエム・プレスを活用し、一体型庁舎をつくることが将来のまちづくりには最適」と言う意見などが寄せられています。
 今晩も説明会を開催します。場所は雲然集落センター、時間は夜7時からです。皆さんのお越しをお待ちします。

2013年5月20日月曜日

地域運営体はふるさとを守れるか


 写真は、昨日開催された桧木内地域運営体(橋本左武郎会長)の平成25年度総会の様子。たくさんの皆さんが参加をしていました。桧木内地域運営体は、平成22年の8月に設立、これまで食品加工所の運営、産業振興集会(特産品開発展示会)、名所旧跡復元活動、高齢者宅の除雪支援、内陸線乗車促進運動、地区敬老を祝う会等…、多くの活動を実践しています。

 地域運営体の在り方については、多くの意見があります。「血税の無駄遣いだ」から、「運営体が存在しなければ、ここでの暮らしも存在しない」、また「成果が見えないから疑ってしまう」といった声も聞きます。成果を何に求めるか、この点が各地域運営体では多彩です。しかし目的は一つです。それは「ふるさとを守ること」に他なりません。自分は桧木内地域運営体総会で、再度、運営体の存在の意義について、次のお話をさせていただきました。

 「国立社会保障・人口問題研究所が3月に発表した人口推計で言えば、仙北市は2040年に43%の人口が減少するショッキングな内容です。桧木内地域の人口は、最新の住民基本台帳で2131人ですから、あと27年経つとこの地域には900人しか人が住んでいないことになります。この推計の通りの現実が起こってはいけない、未来をそうさせない、その思いで私たちは地域運営体の活動を継続し、その原資に税金を充て、皆さんは汗を流しているんです。人口減少は、あるレベルから加速することが知られています。今だったら、何とか減少の速度を遅くして、その間に対策を講じることができます。コミュニティを再生し、産業を興し、守るべきは守る、新たな価値の創出に挑戦する…。次代の子ども達のため、今を生きる私たち世代のため、そして地域を守るため、活動に強くまた広く取り組んでください」。

 地域運営体が地域の大黒柱になって欲しい、そんな思いです。

2013年5月19日日曜日

仙北市ボランティア協議会で


 今日の午前、仙北市ボランティア連絡協議会(高橋達会長)の総会に参加しました。仙北市の各分野のボランティア団体が25組織、個人会員の登録もあり、毎年多くの活動を行っています。今年の総会では、なんと自分の講話を依頼されていました。自分がお話をするなどオコガマシイ限りですが、喜んでお引き受けをさせてもらいました(怖いもの知らず…)。
 以下は「まちづくりとボランティア」と題したお話の概略です。

~ボランティアの語源は志願兵です。このことから分かるように、ボランティアは①自発性、②無償性(有償ボランティアについては別段で)、③利他性、④先駆性が重要と言われています。形態別で言うと、素人ボランティア(シロ・ボラ)と、プロフェッショナルボランティア(プロ・ボラ)に分けることができるとも言われています。ボランティア先進国のアメリカは、定年後に社会参加する動きが顕著ですが、学生の卒業後の進路にも、ボランティア活動に従事希望者が増えています。無償ボランティアが正当か、有償ボランティアが時代に即応しているか、これは議論が分かれていますが、自分にとっては無償でも有償でも、「半ば自分のため、半ば他人のため、自分が持っている情熱や技術、知識を社会に還元させることこそ重要だ」との考えを持っています。いつも言っていますが、自分の幸せは、他人からいただくことが多いわけで、他人様が幸せになることが自分の幸せな人生を実現する唯一の手法だとの確信があります。

 愛知県社会福祉協議会が、“ボランティア活動の心構え10ヶ条”を制定しています。①身の丈にあったことから始める~⑩安全対策を万全に整える、まで全て当たり前の事とは理解できても、なかなか現実的には難しい約束もあります。ですが求め続けなければと思います。それで仙北市では「協働によるまちづくり基本条例」を2010年に制定しました。この条例に基づく補助制度も確立しています。地域運営体はいろんな困難を抱えていますが、2040年の推計にある人口40%減少論に、今から対策を講じる現実的なアクションです。

 これからのまちづくりは、市民と如何に協働できるか、その仕組みの精度を高める作業がドレダケのスピードで進められるのかにかかっていると感じています。先ずは子ども達のボランティア活動への参加を促す取り組みを強化します。社会教育と学校教育の連結、ボランティアスクールの開校、市民ボランティアセンターの実現などは、社会福祉協議会や学校との密接な関わり合いをつくれば、必ず実現ができるものと思います。市民も行政も毎日を真剣勝負で過ごすしか方法がありません。

 最後にデール・カーネギーさんの言葉を皆様にプレゼントします。「今日一日があなたの人生だ」。

2013年5月17日金曜日

全国自治体病院開設者協議会


 昨日は、都内都市センターホテルを会場に開催された「平成25年全国自治体病院開設者協議会」に参加し、自治体病院の全国共通の課題を知ることができました。全国1062ヶ所の自治体病院の今を知ることで、仙北市の病院経営の特徴が浮き彫りにできる、そんな思いです。市長着任後、毎年参加させてもらっています。

 さて写真は、来賓でお出でくださった衆議院議員の細田博之さん。細田さんは国会議員で政党を越えて組織する自治体病院議員連盟の会長です。細田さんと言えば、小泉内閣では内閣官房長官でした。ごあいさつの中から、耳に残ったお話をお伝えします。「地域医療を何と支えるか、医師確保や看護士確保はもちろんですが、財政的に言えば医療保険制度は到底間に合わなくて、消費税を引き上げても、その他の社会保障を賄いながらで、やっぱり足りません。年金や子育て支援なども含めて、多様な検討が必要な状況です。今は円安ですから、企業の増収も期待しています…」。

 開設者の立場から言うと、やはりマンパワーの確保が何より気にかかります。でも医療の現場にはまだまだ難題があることを再認識しました。

2013年5月14日火曜日

まちづくり懇談会がスタート


 昨日から「まちづくり懇談会」が始まりました。1日目は西木町の戸沢集落会館が会場です。多くの皆さんが集まってくれました。ありがとうございます。この戸沢集落会館は、以前の上桧木内小学校戸沢分校ですが、自分的には、公民館時代に戸沢ささらの継承活動を行った思い出の場所。何だか力がわき上がってくるような(パワースポットかな)、そんな気持ちになることができます。

 まちづくり懇談会では、最初に3月市議会・5月の臨時会を中心に報告。25年度予算の内容などを説明した後、地域の皆さんからご意見やご要望をお聞きしました。その中で印象的だった幾つかの項目を列記します。
・内陸線のガード上のセッピは誰が落とすのか。→鉄道会社です。
・国道105号の橋が老朽化している。→市から県・国に要望する。
・産業が育たないと地域から人が消える。→集落内に職場をつくりたい。
・下水処理人数に赤ちゃんは除外して。→新制度のスタートで改善できる。
・地域運営体の活動を創造的に。→そう思う。使い方は再検討の必要あり。

 とても活発な意見交換ができました。重ねて参加いただいた皆さんに感謝を申し上げます。さて、今日は白岩広久内の内沢林業会館です。どうかご参加ください。

2013年5月10日金曜日

酒田米菓を訪問しました


 午後2時、酒田米菓株式会社(本社:山形県酒田市)を訪問させていただきました。オランダせんべいでお馴染みの酒田米菓ですが、昭和26年の創業以来、地元庄内産のお米や国内原料にこだわった米菓子づくりを続けています。今回の訪問では、オランダせんべいを秋田こまちでつくる工場誘致の可能性などについて、率直なご意見を伺うことができました。

 写真の中央が佐藤洋社長です。昭和39年生まれですから自分より4つも若い…。でも本当にしっかりした、そしてユーモアのある青年実業家でした。「ここの前は製薬関係の会社に勤めていました。田沢湖や角館にも行っています。美しい町ですね。実は横手市産の秋田こまちでオランダせんべいを生産販売しています。秋田県内での地元限定商品です。酒田米菓と秋田県は昔から強い絆で結ばれていて、お客様もたくさんいらっしゃいます。私たちは秋田県の皆さんには感謝の気持ちでイッパイです。これからは仙北市の情報をどんどんいただければと思います」とお話くださいました。市や県の企業誘致メニューの紹介や仙北市の特性などをお話したら、近いうちに仙北市をお訪ねいただける約束もしてくれました。

 オランダせんべいは、昭和37年の開発・販売なんだそうです。自分で言えば2歳の頃から食べていたことになります。遠足の時は皆のリュックに入っていた思い出などをお伝えしたら、佐藤社長は本当に喜んでいました。社長の人柄に触れることができた良い出会いでした。

角館庁舎の移転を協議


 昨日、市議会総務文教常任委員会(高久昭二委員長)の委員協議会が開催されました。案件は角館庁舎の移転整備案についてです。昨年に角館庁舎の外壁の一部が落下する事件が発生しましたが、以降、お客様や職員の安全面を最大考慮し、できる限り早期の移転整備を検討してきました。

 写真は移転整備先として市が提案している角館交流センター・健康管理センター周辺で、現地を視察する市議会議員や説明にあたる市役所職員。視察はこの後、民間の遊休施設、角館東地区公民館、中町庁舎と続きました。
 市は、老朽化による現庁舎からの引っ越しを契機に、鉄骨建て(プレハブ)建造物のリースで、将来にわたり角館地域の行政センターとしての機能を発揮できる中心施設の実現を目指しています。現在の3庁舎体制から一体型庁舎への移行は、組織再編を進めながらコンパクトなものとする方向性を示していますが、どこに一体型庁舎ができても、旧町村ごとに行政サービス・手続きができる行政センターは必要です。その最初の取り組みを角館庁舎移転で実現したいと考えています。

 今回の提案で、現角館庁舎にある機能は、交流センター・健康管理センター周辺への機能移転、それに角館東地区公民館への教育委員会の入居を示しました。長所・短所、他のアイディ等の検討は、後日開催予定の議会全員協議会でさらに深まるはずです。また市民の皆様にご意見をいただく会を開催する準備を進めています。どうかご参加をお願いします。

2013年5月9日木曜日

ストロベリーファームが施設見学会


 写真は、(株)ストロベリーファーム(仙北市西木町:家形一生社長)が建設した夏イチゴ栽培施設。ハウス3棟990平方メートルのうちの1棟(A棟)には、他の2棟の頭脳とも言える制御装置が設置されています。最新の栽培設備を導入し、コンピュータで室温管理、養液管理、ハウス開閉などが行われる仕組みでした。

 施設建設は、地元出資者を募りながら2期・3期工事(合計でハウス27棟程度)に進みます。年間40トン程度の生産量を目指し、観光農園や加工場の開設も計画しています。今回の施設見学会は、パイロット事業段階での施設内覧会で、夏イチゴの品質、収量、出荷先などが検証される予定です。この段階で市民の皆さんに夏イチゴ栽培に対する理解を深めてもらうことも大きな目的で、施設見学会はその一環の取り組みです。

 3棟全部で、イチゴ苗は14,000強株定植されていますが、うち13,500株は白鳥で、残りがなつあかりとのこと。収穫は6月以降に始まり、12月のクリスマスまでに採り終えたいとしています。見学会には地元の農家やイチゴ栽培に興味のある皆さん、また大手のコンビニ会社や食品メーカーの関係者も出席していました。一大産地づくりを目指すストロベリーファームを、仙北市も応援します。

2013年5月6日月曜日

角館の桜まつり12日まで延長


 昨日11時、角館の桜まつり実行委員会を緊急開催しました。予想以上に桜が咲きません。改めて関係者にお集まりいただき、開花予想、警備状況、今後の天気予報や人出予想、予算見込みなどを基本に、各セクション(安全対策・電飾・各リース物件の状況・出店数・各許認可行為の終日確認などなど)を、パーツ毎に検討し合いました。

 実行委員会では、「満開が近づくほどに、連休時とはまた違った車の流れや人の流れが起こり、桜まつり期間が終わった後に、相当の混雑があちこちで発生する。その時のお客様の安全対策は観光地としては絶対に必要。体制を維持するとすれば、多くの皆様に協力を仰いで会期を延長するしかない」との意見集約になりました。しかし見込んだ日程以上に桜まつり期間を延長すれば、何としても予算と人員の確保が必要です。

 午後4時、田沢湖庁舎に市役所幹部と実行委員会委員が集まり、緊急対応会議を開きました。この協議でも「お客様の安全確保・おもてなしの配慮」は必要との認識で一致しました。そこで交通安全に対する対応、警備人員の確保依頼やまつりの案内係りの配備について、至急お願いをする手はずを整え、また会期延長に伴う経費の発生に対応したい旨を議会の皆様にお伝えしました。ただ通常時(フルサイズ)のおまつり期間とすることは困難です。既に返却が決まっているリース物件(トイレなど)や人員など、契約で業務を行っている場面も多いのです。

 12日までの期間延長ですが、市民や各団体、行政機関の皆様の協力をいただきながら、完全とは言えない、一定条件の中での精一杯、そんな手づくり感が拭えない対応になることが予想されます。お客様のご理解とご協力をどうかよろしくお願いします。

2013年5月5日日曜日

固定資産税の過誤納金還付について


 市議会の臨時議会(5月2日開催)では、提案した13議案全てをご可決いただきました。議会冒頭に行う市政報告内容は、市ホームページの新着情報で掲載しています。
 ところで固定資産税の過誤納金還付について、一部のマスコミで誤解されかねない報道が以前あり、その点についても市政報告で触れています。その部分をブログでピックアップします。

~平成24年度に市内に商業施設を有する事業者から、仙北市固定資産評価審査委員会に家屋の評価額について審査申出があり、仙北市固定資産評価審査委員会の審査の結果、価格の減額決定がなされました。市はこの判断を受け、平成25年3月議会定例会に、地方税法の規定に基づき過去5年分の差額と加算金を合わせた予算656万5千円を補正予算にお願いし、議決をいただいた上で、3月末に事業者にお返ししたところです。
 この事案につき、一部の報道機関が、市民の皆様に誤解を与えかねない表現で報道が行われました。誠に遺憾です。抗議の意を伝えてあります。
 本事案についての新たな事実は、4月8日にこの事業者から、5年分の還付について異議申出書が提出され、仙北市固定資産税過誤納金取扱要綱に基づき、あと5年分の還付を求められていることです。この対応では市の顧問弁護士と検討を行うなど、要綱の適用について内部で協議をしています。今後さらに5年の還付が妥当との方向性が示された場合は、議会の皆様へ説明の機会をいただき、6月議会定例会に関係予算をお願いすることも考えています。
 なお、この建物と類似する他の家屋についても、同様の課税誤りがなかったかどうか、洗い出し作業を進めていますが、15年以上前に建てられたものであるため、報告できる精度に高まるには、今少しのお時間をいただきたいと思います~。

 市民の皆様にはご不安な思いを抱かせて、本当に申し訳ありません。現在、専門家から法的なアドバイスをいただきながら、事案の背景や影響額の算出などを進めています。改めて今少し調査の時間をおかしくださるようお願いします(市政報告の前後も含めて全文をお読みになりたい方は、市ホームページにアクセスしてください)。
※写真は桜のイメージ写真です。

さくらカップに14チーム


 第9回あきた南北ジュニア強化サッカー交流大会「さくらカップ」が開催されています。会場は角館の玉川河川敷運動公園・角館小学校グラウンドの2箇所。県内から14チームが参加(仙北市からはFC角館セレジェスタ・田沢湖エスペランサ)しています。

 写真は、昨年優勝した大曲レッドファイターズの小林爽キャプテンによる選手宣誓。「1試合1試合を大切に闘います」と、力強い言葉がカッコヨカッタです。

 この大会は、秋田内陸縦貫鉄道の利用促進や、秋田県南北地域の子ども達の交流促進が目標です。春に仙北市で「さくらカップ」を、秋には北秋田市で「もみじカップ」を開催しています。ところが今年は桜の咲き具合が遅くて、北秋田市からの参加チーム(特に随行のお母さん達から)から、「桜が咲いていなくて、楽しみが半分なくなりました~」のため息…。済みません。

剣道女子は生保内中が優勝


 写真は、第33回角館選抜県南小中学校剣道大会・兼第4回仙北市選抜小中学校剣道大会のファイナル、中学生男子の部で優勝を争った大曲南中学校の真坂主将VS仙北中学校の茂木主将の対戦風景。素晴らしい試合でした。

 優勝チームは、小学校の部は角間川道場、中学校女子の部は生保内中学校、中学校男子の部は仙北中学校です。朝から迫力のある大人顔負けの試合が続いていましたが、それでも防具を外した素顔を見ると、やっぱり小中学生です。その悔しかったり嬉しかったりする顔を見て、何だかホッとしました。

 「いつまでも剣道が大好きでいてください」…、そんな言葉で終わりのあいさつとしました。皆さんご苦労様でした。

2013年5月4日土曜日

どうぞお幸せに!


 上野和義さんと鈴木美田子さんのご結婚ご披露宴に出席。素晴らしいカップルです。場所は秋田市イヤタカ。大学時代からの愛を育んで、遠距離にも負けずゴール(スタートかな)したお二人。美田子さんは美しく穏やかで、本当に幸せな笑顔でした。写真はウエディングケーキへの入刀。カメラの多いこと多いこと…。ご両親思いのお二人に幸あれ!。

 何か心に残るメッセージをと、さんざん考えた挙げ句に次のお話をしました。「結婚生活が危機的状況になった時、お二人の会話はそれでなくても刺々しいものになります。これがさらに二人の距離を引き離す要因です。ですから、ケンカしたときにこそ“赤ちゃん言葉”で会話してください。例えば、和義さんがワイシャツに口紅を付けて帰ってきても“あなた何よコレは!”では全くダメです。“和義くん、コレは何でちゅか?”と、聞いてください。そうしたら旦那様も“ご免なちゃい!”と。これ以上に傷口は絶対に広がません」。

 あまり適切なお話ではなかったような気がして、反省しています。

2013年5月1日水曜日

初恋人への恋文コンテスト


 本日午後から「初恋人への恋文コンテスト」審査会に出席しました(写真:かたくり館)。かたくり群生の郷保存会(八柳正弘会長)が初めて取り組んだ事業です。かたくりの花の花言葉が初恋で、秘かに心の中に閉じこめた大切な思いを、恋文として綴ってもらおうという企画。

 地元の皆さんや協賛いただいた国民宿舎森吉山荘の山本支配人、西木温泉クリオンの菅原支配人、西明寺郵便局の藤原局長など7人が審査員を務めました。自分も加えていただき、応募いただいた59人の恋心に触れることができました。

 ところで応募者は20代から80代と年齢の幅が広く(もちろん審査員にも個人情報などは全く開示されていません。事務局からの概要でお聞きしたことです)、初恋…は普遍性のあるテーマなんだなあと感じます。戦争前後のお話もあり、恋文を自分史・回顧録という側面で書き上げた人もいました。

 他人様の心の奥に触れたようなドキドキ感のある仕事でした。5月3日に行われる記念イベントで発表となります。