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節分の夜、鬼は闇に身を隠し家に侵入しようとします。そこで鬼封じに有効な柊鰯(ひいらぎいわし)を初めて作りました。柊の葉と鰯の頭(写真)をお皿にのせて玄関に置くと…。
しかし…、これは完璧な呪具です。鬼の弱点を知り尽くした先人の知恵が凝縮されています。鬼の皮膚は頑丈ですが一つ無防備な場所は目で、柊の葉のトゲトゲが鬼の目を刺すと信じられています。さらに鋭い鬼の嗅覚を逆手にとり、焼いて臭さが増した鰯(魚体は人間がいただきます)の頭を柊の枝に刺し、強烈な臭気で鬼の鼻をへし折る作戦です。あとは魔を滅する マメまきをすれば完璧。もう鬼は骨抜きになってしまいます。
柊鰯は明日に撤去しますが、正式には神社でお焚き上げをしてもらうのが良いとのこと。自宅で処分する時は、塩で清めて半紙に包み、感謝の気持ちを込めて可燃ごみで出すそうです。
明日は節分。そこで緑鬼のお面を作りました。季節の変わり目に現れる邪気(鬼)は、煩悩を象徴する5色の鬼がいます。例えば赤鬼は欲望、青鬼は憎しみ、緑鬼は不健康で…。
さまざまな煩悩の鬼に豆を投げつけ、追いやって新春を颯爽と歩みたい、節分にはそんな人々の願いが込められています。ちなみに黄鬼は甘え、黒鬼は疑心なんだそうで…。さて私は健康上の問題はほとんどありません。でも家族や周囲の方々、大切な皆さんで、病気や体調不良に悩む人が多く、それで緑色の鬼になることにしました。
お面はダンボール製です。クレヨンで絵を書いて切り抜いて、あとは耳に輪ゴムを通して完成。皆さんも願いを叶える色のお面を作ってみてはどうでしょう。
秋田市雄和の相川地区保全会研修。3年前、皆さんに秋田初の製糖事業に着手したことをお話しましたが、それがどうなっているのか、今日は試食サンプルも持参して…。
あの時、私は北海道の甜菜を原料に製糖事業に取り組んでいました。しかし甜菜は収穫後に手間が多く、私には荷が重い作物だったことが分かって…。翌年から沖縄のサトウキビで実験を続けていることを報告。その成果として、この2年間はサトウキビで黒蜜を作り、ジーマーミ豆腐やお餅で食味テストを重ねていることをお話ししました。
さらに会場にお出での25人の皆さんに、持参した秋田産の黒蜜を試食していただきました。ちゃんと美味しい、いえ、もっと濃い感じがする等、過分な感想までいただくことができて…、ああ嬉しい!。
自宅の大屋根と軒下の雪がくっつきました。これは久しぶりです。小さい頃は屋根からソリで滑り降りましたが、今年はできるぞ…。
そういえば雪の壁に穴をあけて、夜はロウソクの灯をずっと見ていたり、もっと大きな穴を掘ってカマクラ遊びをしたり、いろいろ楽しんだ記憶があります。田んぼに出たら雪だま合戦や陣取り(私の集落ではグルグルメンコと呼んでいた)…、うっ、やりたい!。
はい、危ないことはいたしません。
小松クラフトスペース(秋田市)で小松和彦さんと。「ヒトガタの変容ー工藤千尋と人形の世界ー」に浸りながら、ワラの鹿島人形や呪具ンキシコンディに話しが飛んで…、熱い!。
小松さんが執筆した「村を不思議な神様守1〜3」は、私の超々愛読書です。たまにお会いした時など、郷土史研究家としての知見も惜しまず教えてくれるので、私は勝手に師と仰いでいます。写真の壁に吊るしてある鹿島人形は、県内の鹿島流しで川に流されるワラ人形です。このワラ人形が悪霊を引き受け、人の身代わりになってくれると信じられています。同じく2人の間の奥手に写る小さな人形は、ンキシコンディと呼ばれるアフリカ(コンゴ共和国)の呪具。約束とか契約を交わす時、呪術師が両者の中に入りンキシコンディに釘等を打ち込むそうです。その約束を破ったら…。
小松さんは、「AIテクノロジーがこんなに進展しても、神秘的で理解が困難なエネルギーに魅力を感じています」と。私もそうです。秋田にはそんな文化がたくさんあります。小松さんのお話しを聞き気持ちも体温も急上昇。やっぱり人は人で熱くなる!。
※「ヒトガタの変容ー工藤千尋と人形の世界ー」展は1月31日まで開催。
豪雪です。朝に雪かきをして仕事に出かけ、帰ってから2度目の雪かきをする日が続いています。もう雪はいらない…、そんな思いで神仏にお願いする昔ながらの呪文があります。
祈りの言葉として使われて来た中で、最も有名な冬の呪文は「凍みるな・降るな」(シミルナ・フルナ)と言う簡単な言葉。これ以上の状況悪化が起こらないよう、シンプルでストレートな呪文です。
今週末に向けて、また警報級の雪が降る予報を聞きました。呪文に頼りたくもなります。
雫石町で用事を済ませた後、気になっていた餅工房むらかみ(鶯宿温泉)を訪ねました。はい、お団子が大好きです。特に焦げ目のついた…。
みたらし団子に目がありません。お店では焼き団子と表記してありました。聞いた話しだと、きりせんしょ(ゆべしのような餅菓子)が名物らしいのですが、今日はやっぱりお団子の気分です。それに店頭の焼き団子にはしっかり焦げ目(写真)があって…、これ私のタイプ!。
食べて納得。みたらしの葛餡と焦げ目の旨味が混じり合い、二段も三段も風味が増しています。甘いだけではダメですね。美味しいなあ。