2025年9月17日水曜日

島澤ゼミの市内合宿②


 島澤ゼミ(関東学院大学経済学部)の仙北市合宿2日目。午前はお母さんたちの勉強会「こみっとカフェ」(松舘文子代表)に参加し、午後は移住者の会の代表や市内で起業に成功した2人の社長をお招きして…。

 ゼミ生はお母さんたちとの交流(写真上)で、先ずは地域課題を共有しました。特に交通手段の確保や除雪対策、空き家対策などで新たな制度が必要と考えた様子。また移住者の会の土屋和久代表(写真下右)や㈱遊名人の東風平蒔人社長(写真下中)、㈱リベンリ秋田の櫻井誠社長(写真下左)が出席した「移住定住・起業者懇談会」では、合宿に参加したゼミ生19人が全員質問を行い…、2時間にわたる長丁場の懇談会になりました。移住や起業の動機、仙北市を選んだ理由、成長戦略の描き方…、様々な質問に丁寧にお応えいただいた土屋さん、東風平さん、櫻井さん、本当にありがとうございました。

 仙北市での合宿が、皆さんの人生やビジネスプランの実現に役にたったら嬉しいです。島澤ゼミ生ガンバレー!。

2025年9月16日火曜日

島澤ゼミの市内合宿①


 関東学院大学経済学部(横浜市)の島澤ゼミが、昨年に続き仙北市で夏季合宿をスタートさせました。期間は18日までの3日間。今年のテーマは「移住定住、そして起業」です。

 一般社団法人市民活動あきたが全行程をサポート、仙北市のバックアップでゼミの研究活動は市内全域に拡大しました。島澤諭教授とゼミ生19人が足を運んだ面談者は4人、順に小田野直光さん(写真左下:小田野家14代当主・角館大弓会会長)、下田三千雄さん(写真右上:白岩文化経済研究所長・前白岩地区自治会長)、大信田潤一郎さん(写真右中:あきた芸術村わらび座営業次長)、門脇富士美さん(写真右下:秋田花まるっグリーンツーリズム推進協議会理事長)が、それぞれの取り組みを紹介。同郷の私でも知らなかった情報が多く、ゼミ生の皆さんにとっても、かなり刺激的な時間になったと思います。

 明日午前は地域の皆さんと交流会、午後は市内へ移住した方々、市内で起業した会社代表者等との懇談会です。心の中の日常にどんな革新が芽吹くでしょう。

2025年9月15日月曜日

ホッペが落ちるデザート


 じっけん農場に植えた落花生の収穫作業。実の付き方を見ると少し早いようです。沖縄では落花生をジーマーミと言いますが、この落花生の搾り汁で豆腐を作り、栽培中のサトウキビから黒蜜を作って…。

 実は昨年もジーマーミ豆腐を作って、皆さんに食べてもらいました。本当に好評でした(嬉しかった!)。もちっとしたジーマーミ豆腐にサトウキビの黒蜜をかけると、最高に美味しくてホッペが落ちるデザートになります。でも…、農場で落花生を栽培できた年はサトウキビが不作だったり、サトウキビが良く育った年は、落花生を栽培していなかったりで、落花生とサトウキビが両方収穫できそうな年は、はい、今年が初めてです。

 上手く進めば、年末には秋田産原料100%のジーマーミ豆腐が食べられますよ。

2025年9月14日日曜日

市政20周年式典で


 2005年9月20日、仙北市は誕生しました。それから20年、たくさんの出来事を経験し、やっと成人を迎えた若者のような自治体です。今日の式典には多くの子どもたちも参加して…。

 新たなスタートをお祝いしました。中でも感動した場面が、「つなぐ、つながる、私たちの仙北市〜未来へのバトン〜」(写真)の発表です。それぞれの地域の中学生が、それぞれの地域の特色を理解し、認め合い、歴史や文化や自然景観、人々の営みを守りながら、次代に挑戦する強い決意を口にしてくれました。素晴らしい発表でした。株式会社バスクリンの三枚堂正悟社長は、わざわざ私を見つけて歩み寄り、「仙北市の未来はきっと大丈夫ですよ」と少々興奮気味に話してくれました。同感です。

 私は、18個人・11企業団体の功労者を代表し、ごあいさつをさせていただきました。「人口減少とか少子高齢化とか、うな垂れる現実はありますが、それでも仙北市には2万2千人の市民の皆さまがいます。その市民の皆さまは、それぞれ様々な夢や得意を持っています。市長や議長や副市長や教育長もそうです。職員だってそうです。何も一人で背負わなくても、みんなで少しずつ辛いことを分け合い、得意な人の手を借りながら課題を克服すれば良いのです。得手に帆を揚げて前進ですよ」。
 皆さま、ありがとうございました。

2025年9月13日土曜日

ブログが250万アクセス


 皆さま、本当にありがとうございます。この〝みんな元気にな〜れ日記〟が250万アクセスを突破しました。ブログのスタートは2009年8月でした。それから16年…、

 ほぼ毎日その日の出来事を綴ってきました。市長時代は市の動きや政策にかけた思い、退任後は一般社団法人・市民活動あきたの活動、あれこれ考えたことなど、不思議なお話し…、まさに日記(備忘録)のような使い方をしています。200万アクセスが2023年5月でしたから、2年と少しで50万アクセスあった勘定です。読めばフッと気が楽になったり、コーヒーブレイクのお供になれたら嬉しいです。

 この後も、好奇心いっぱいで毎日を過ごしたいと思います。どうぞ末永いお付き合いをお願いします。

2025年9月12日金曜日

人口減少は地域をどう変える


 写真は能代市荷八田に伝わる塞の神・ジジとババです。身長は20センチ弱と小さく、子どもが背負える小型の移動式お堂の中に祀られています。お堂は集落の集会施設内に保管されていて…、

 以前、塞の神祭りは家内安全・無病息災・五穀豊穣を願い、大晦日から元旦にかけて開催されていました。お堂は子どもたち(中学2年生まで)が背負い、集落内を練り歩いて各家々を訪ねます。これらのことから、荷八田のジジとババはナマハゲと同じ来訪神と考えることもできそうです。お祭りで子どもたちは家々を訪ね、お小遣いやお菓子をもらい、一年で一番に楽しい地域行事だった…、自治会長の大高清勝さんはそんな風に懐かしがっていました。

 しかし近年は少子化が進み、塞の神祭りは20年近く開催できずにいます。先日、担ぎ手のいないお堂、その中に祀られたジジとババを見せてもらって、とても切なくなりました。子どもが減少して催行できない行事は、私の周りにもたくさんあります。それは子どもに限らず、です。人口減少が地域をどう変えているのか、切ない場面をできるだけ多く知ることが、きっと有効な対策を見出す力になります。

枕の呪文


 今朝で3日目の朝、これは習慣か、それとも潜在意識か、いや、呪文の効果か…。

 私は知りませんでした。周辺に聞くと小さい頃けっこうやっていた人もいます。〝起きたい時間の数だけ枕をたたく〟と言う呪文?、皆さんはご存知だったでしょうか。この前ラジオで聞いて、3日間試しました。前の晩、枕を5回たたいて就寝。はい、今朝まで5時(誤差30分前後)に目が覚めました。

 やっていて疑問が1つ。この半(30分)のたたき方をご存知の人がいたら教えてください。