春、沖縄から送ってもらったウージ(サトウキビ)の苗を定植し、今日、雪が降る中で収穫作業をしました。立派に育ってくれてありがとう。それで秋田育ちのウージを苗に、また来年も…。
ウージは寒さで糖度を増します。植物ってすごいなあ。秋田の冬がお砂糖づくりに革命を起こすかも知れません。そのためにも自家栽培で苗をつくっています。でも昨年も苗の越冬しができなくて…。前回は手づくりの育苗機で頑張りましたが、春が来ても苗は発芽しませんでした。そこで今回は玄米保冷庫で越冬してみることにしました。保冷庫は12度〜15度を維持しています。ウージにしたら少し温度が足りませんが、絶対に凍結しません。
さらに、収穫後の畑の株も何とか冬越したいと思って…。株出し栽培という方法です。これだと3年ぐらい同じ株からウージが育ちます。さて、どうやって畑の株を凍らせず冬越しさせるか…。皆さんアドバイスをお願いします。
全国ありがとう文庫第2倉庫の後片付けが終了しました。第2倉庫は主に文庫や新書をストックし、ありがとう文庫ひのきない本の家や各分館へ不足本を補充する役割で…。
たぶん蔵書数は本の家ぐらい(約3万冊)あったと思います。プレハブは冬は寒く夏は暑く梅雨はジメジメで…、この環境が本の劣化を加速してしまいました。本の家と同様に「第2倉庫の閉館感謝祭」を開催しようと考えていましたが、文庫は痛みがひどくて諦めました。
本の家の近くにあった第1倉庫は数年前に取り壊し、今日は第2倉庫から全ての本を搬出、今後は倉庫の解体を行います。新たな取り組みに向かって、スクラップ・アンド・ビルドを進めます。
マックスバリュ太田店(大仙市)で。お魚と牛乳とビールとかりんとうを買ったら、1111円でした。なんか嬉しい…。
ゾロ目は良いことが起こる前触れです。しかも1が4つ。妖怪トラベラーとしては呪文や呪具の研究もしていますが、1111の意味を少しご披露すると…。人生の転換期が近づいている、新たな挑戦と旅立ちの準備をする、夢が近々に実現する、臨時収入に恵まれる、などがあります。
さあ、何が起こるでしょうか。
エフエム秋田のスタジオです。サクラボ🌸オンラインにお声かけをいただきました。パーソナリティーは桜庭みさおさんとたなかのりこさん。さて私のお話しは…。
なぜ村役場職員から県議を目指したか、その後に市長を目指した動機、仙北市らしさとは何か、市長が楽しくなったから辞めた…とはどういう意味か、今後の観光産業のあり方、仲間と立ち上げた市民活動あきたで何を目指す、今後に挑戦したいこと、その他ラジオでお知らせしたいことは等々、いつもだったら恥ずかしくて応えられそうにないこと、お二人から次々と質問が飛び出して…。不思議にラジオだとお話ししたくなってしまいます。
オンエアは12月4日(木)と11日(木)の18時30分過ぎになりそう。どうぞお聴きください。
デビュー間近と聞いていたクニマス焼き。その練習焼きの一尾をいただきました。焼き型から溢れた生地も整形していない、生まれたてのクニマス焼きです。
松田貴実夫さんが取り組んできました。キッチンカーも完成し、年内中に営業に出たいと言っていましたが、お話しの通り間に合いました。さすがです。クニマス焼きはアンコが甘過ぎず、また一尾のボリューム感も頃合いで、お腹が減っていたらもう一尾くらい欲しくなる大きさです。とても美味しいです。
新しい名物の誕生に立ち会っているような気持ちになれました。松田さんありがとう。頑張れ〜!。
AKT土曜LIVE!あきた。コメンテーターの毛利菜摘さん、奥手は武田哲哉・佐藤愛純アナです。男鹿地区と湖東地区の消防本部統合について、思うことをお話しをしました。
〜消防は地域住民の安全と安心を守る最重要の業務ですよ。でも特に秋田のように高齢化と人口減少のスピードが早い県では、若手パンパワーの確保が難しかったり、財政基盤が脆弱で思うように消防資機材の購入や更新ができなかったりと、現体制の対応では困難な場面が起こる心配がありました。もともと当該5市町村は消防業務を2つの一部事務組合(行政の一部の業務を複数の自治体が協働する特別地方公共団体)で実施してきましたが、これを来年の4月から統合し広域化して1つの一部事務組合で行おうと言うものです。かかる経費は5市町村で負担し合い、人材も広域から募り、住民の日常を寄り添い守る消防組織の立ち上げだと受け止めています。この広域化で実績をあげ、県内・県外で難儀している皆さんの良い先行事例になって欲しいと思います〜。
火災や救急、恒常化した異常気象の災害対応などで、消防士の命がけの活動を目にします。地域の消防団の皆さんも同様です。本当に感謝しかありません。
秋田公立美術大学(秋田市新屋)正面玄関に立つショウキサマ。ワラ衣を新調してもらって気持ち良さそう。邪気や疫病、災難から学生さんを守ってね。
先代は横手市末野の皆さんが5年前に制作し、埼玉県所沢市の角川武蔵野ミュージアムに展示。その後に秋田美大へ寄贈されたもの。時間の経過でワラが劣化し迫力がなくなっていたので、今週のはじめ末野の皆さんや学生さん等40人で、2日がかりで作り替え作業を行ったそうです。ああ、私も参加したかった!。
大好きなショウキサマを窓越しに見ながら、学食で食べるランチ(唐揚卵とじ丼)も絶品です。
地域と学校の協働活動推進員と地域連携担当教職員の合同研修会。会場は雄物川コミュニティセンターです。仙北市の取り組みを皆さんにご紹介しました。
仙北市内の小・中学校10校はすべてコミュニティ・スクールです。高橋新子さんは西明寺小学校の推進員、私は西明寺中学校の推進員、また学校代表で半田久樹・西明寺小学校長が実践事例をお話ししました。話題の中心は西明寺小学校が行う地域を交えた運動会です。途絶えていた戸沢氏祭りを運動会に導入し、武者姿の住民が盛り上げる運動会が子どもたちの郷土理解に繋がっています。高校生の応援もあります。来年は中学生が参加するかも…。また西明寺中学校ではフラワーロードづくりが話題になりました。半世紀かけて住民が取り組んできた国道105号のフラワーロードですが、コロナや高齢化で継続できなくなっていました。これを中学生が主体になり、地域の皆さんがお手伝いする協働活動で一部復活が叶いました。
予算不足・マンパワー不足は、西明寺地域運営体(各種団体で設立した地域コミュニティ組織)が工面してくれました。地域の皆さんは子どもたちの学校生活・地域活動を、一生懸命に応援しています。ありがたい市です。
大仙市協和でボランティア学級研修会。私が思うボランティアの姿をお話しし…、ご当地に伝わる埋蔵金の伝説等も紹介しました。県内には各地に埋蔵金のお話しが伝わっています。
協和と言ったら荒川鉱山ですが、その一角の畑銀山に伝わるお話しです。〜鉱山に物資を供給する御用商人がいて、商いは大繁盛しました。夫婦に子どもはなく、店を譲るような者もなかったので、妻は夫の死が近づくと巨額の金銀を屋敷の片隅に埋めました。目印はその上に植えたくね垣です。当時から400年が経ちますが、発見された話しは聞きません〜、というもの。畑銀山には鉱山発見の経緯や、母を狼から救った孝行息子のお話しなども伝わっていています。
埋蔵金のお話しは、他にも院内銀山(湯沢市)、阿仁銅山(北秋田市)、鎌足鉱山(仙北市)などが有名です。これらは経営陣の不正、鉱山師や坑夫の横領などで莫大な財宝が眠っていると言う内容です。摩耶山(秋田県と山形県の県境)の埋蔵金は、山伏の一団が隠匿した莫大な財宝を隠したとされる伝説です。いろんなバリエーションがあって面白いです。
昔むかし、上田沢の源七という大百姓に小夜という娘がいました。いつも小夜は名前ではなく、おばっこ(末っ子の意)と呼ばれて皆から可愛がられていました。そんな小夜には弥兵衛という好きな人がいて…。
弥兵衛は武士でした。ある年の春、父は「早く嫁をもらいなさい」と言い残し死んでしまいます。弥兵衛は自分を好いてくれる小夜の気持ちを確かめるため、「五月の節句に臼を使いたいので、家まで背負って持ってきてくれないか」と頼みました。恋しい弥兵衛の頼みです。小夜は山の向こうの弥兵衛の家まで、臼を背負って歩くことにしました。しばらく歩き峠にさしかかった辺りで…、なんと荷縄がほどけ臼は谷底に転げ落ちてしまったのです。小夜はどんなに悲しかったでしょう。一人泣き伏し、ついには石になってしまいました。
弥兵衛はいくら待っても来ない小夜を心配し、小夜の家に向かうことにしました。そして峠の辺りで石になった小夜を見つけます。弥兵衛は自分の浅はかさを悔み、小夜の後を追って石になったと伝わっています。
※このおばこ石は実在します。
※写真はイメージです。
娘が制作スタッフの一人です。取材で現地を訪ね戦没者を慰霊し、12月5日の全国ロードショーに向け準備を進めてきました。
そして父は戦後80年を迎えた今年、市遺族会の青年部で平和の語り部活動の勉強を始めました。戦争の記憶の風化を防ぎ、平和の尊さを次世代に伝承することが目的です。現在の平和な日常は、戦禍に倒れた多くの命の上にあります。忘れてはいけません。
「ペリリュー楽園のゲルニカ」、どうか皆さまも映画館にお運びください。
武藤鉄城さん(1896年〜1956年)は、現秋田市豊岩で生まれ慶應義塾大学に進みました。その後、ご縁があって現仙北市角館で教師となります。考古学や民俗学、スポーツ振興で多くの実績を残され…。
左の写真は鉄城さんが慶應義塾大学のホッケー部の頃の一枚、右上の写真は鉄城さんの遺品の中にあった熊鈴(たぶん…)、右中は鉄城さんの膨大な下書きや草書を、娘婿の輝亮さんが清書し整理した原稿集、右下は鉄城さんの手書きスクラップブック(昭和3年にホッケーの試合を角館中学校グラウンドで開催した様子)、他にも震えるくらい興味深い伝説、民話、マタギからのインタビュー、郷土史、風習、呪文…、もう鉄城さんとお話しをしているような気持ちです。
ご家族のご厚意で、直接手にしてページを開くことができました。本当にありがとうございました。この部屋には何日でも居れるなあ。
大曲支援学校中学部2年の子どもたちが考案しました。「イブコロチャーハンおにぎり」(写真左下:いぶりがっこチャーハン)、「オムチーズボール」(写真右下:ミートボールとケチャップライス)…。
「ジャケマヨチーおにぎり」(写真左上:サケとマヨネースとチーズ)、「やきたらこバター」(写真右上:やきたらこと醤油バターライス)の4種類。昨日21日から県内イオングループ42店で販売しています。子どもたち8人は大仙弁当プロジェクトに参加して、4月から試作を重ねてきました。販売期間は今月いっぱいの予定です。
本当にどれも美味しいです。大曲支援学校も同せんぼく校も、多彩な地域活動で頑張っています。皆さんも応援をお願いします。
秋田県更生保護大会の講演であきた芸術劇場ミルハス。井川町に伝わる人魚伝説を調べていて、男鹿の漁師と人魚の恋物語に辿り着きました。今日はそんなお話しを素材に…。
男鹿の漁師と人魚の恋物語は次のようなお話しです。〜昔むかし、男鹿の海岸沿いに一人の優しい漁師がいました。彼はある日、浜で網にかかった美しい娘お見つけます。どこから来たのか、いえ名前すら教えてくれません。それでも漁師は傷ついた娘を看病し、すぐにお互い恋に落ち夫婦となりました。そんな夫に妻は、〜絶対に私が一人でいる時は部屋を覗かないでください〜、と約束させます。この申し出を夫は受け入れました。しかし次第に妻の秘密が気にかかり、ある日そっと覗いてみると…、妻は半身が魚で鱗の生えた体の人魚だったのです。正体を知られてしまった妻は、もう一緒にいることはできないと言い残し、海に帰ってしまいました。その後の漁師は、一人で寂しい人生を送ったそうです〜、とこんな伝説です。
今日の講演は、昔話が現代にどんなメッセージを発しているのか、さまざまな物語を紹介しながら、私なりの解釈をお話ししました。日本の人魚伝説は八百比丘尼さんが有名ですが、彼女は人魚の肉を食べて不老不死になり、それが故に愛する多くの人々を看取った辛い人生を過ごしています。800歳で入滅しますが、その生涯は決して幸せではなかったようです。
昔むかし、角館から少し入った村で起こったお話しです。その秋はひどい不作でした。どの農家も冬を越す食べ物を用意できず、雪の降る季節を迎えようとしています。ある寒い夜のこと、小さな集落に人買いがやって来て…。
貧しい農家に上がり込み、言葉巧みに家族を騙し娘を買い取ってしまいます。娘は人買いに手を引かれ、泣きながら真っ暗な夜道を歩くしかありません。夜もふけ、ついに初雪も降り出し、二人が山道に入ったあたりで吹雪に変わって…。その雪の中に突然、白い着物の美しい女が現れました。女はこの山に住む雪女でした。雪女は人買いの前に立ちはだかり、冷たい目で鋭く人買いを睨みつけます。人買いは全身の血が凍るような恐怖を感じ、一歩も動けなくなりました。その隙に娘は走り出し、無事に家に逃げ帰ることができたそうです。
人買いはそのまま吹雪の中で凍え死んだとも、気が狂い行方が分からなくなったとも言われています。
じっけん農場で初雪の中、身も心も折れそうになっている沖縄産サトウキビ。今こそ根性みせてみろ!。
昨年の経験だと、この時季からサトウキビは体内に糖分の蓄積を加速します。植物は寒さで凍えるそうになると、自己防衛が始まる(耐凍性)メカニズムを持っています。雪も寒さも秋田の売りですから、この環境を活用してサトウキビを栽培すれば、南国よりも甘いサトウキビになると考えています。
さあ、もう少し畑で頑張ろうな。
朝、大根は初雪の中です。急いで収穫し、洗い、柿を潰して…。
今年も大根の柿漬け作業が始まりました。畑から抜いた大根は思った以上の出来だと母。同時進行でお隣りさんからいただいた柿を臼と杵で潰します。これを漬物樽の中に敷くと柿漬け特有の甘みが引き出せます。柿は渋い方が美味しい大根漬けになります。今年は柿の成熟が例年より早いような気がします。
明日からの漬け込み、楽しみ!。
社会福祉法人ファミリーケアサービス(石山清和理事長)の公開福祉セミナーで横手セントラルホテル。「地域の将来への展望を語る」と言う演題でお話しをして…。
〜生まれた場所、いま住んでいる場所、大切な人が暮らす町、ご先祖さまが眠るお寺、神社などには、あなただけの神仏(産土様や氏神様、鎮守様)がいて、あなたの行動を見守っていると考えてみましょう。目には見えませんが応援団が既にいることになります。その上で家族・知人・友人の力を借りて、この町を少しでも居心地の良い場所にしよう、そんな作業を一人ひとりがコツコツ続けるんです。必ず事態は好転します。先ずここで生きる決意を固めることです。地域の将来展望はそうやって今までも開けて来たのではないでしょうか。変化は行動でしか起こりません。すぐに始めてください。あれこれ準備をしたり、情報を収集した後で…などと言うのは、やらない言い訳です〜。
セミナーの後半は、石山理事長をコーデネーターにパネルディスカッション。半田志保子さん(半田工務店社長)と佐藤公法さん(同社会福祉法人常務理事)が加わり、人材の育成や連携について議論しました。本当に有意義な時間をいただきました。
青い花が美しかったバタフライピー(蝶豆)ですが、今は枯れて葉も茎もサヤも茶色になっています。このまま放っておくとサヤは勝手にクルクルはじけて…。
種を落としてしまうので、厚みのあるサヤから収穫を始めました。この中に種が入っています。少し乾燥させて種を取り出し、来年の春に蒔く自家採取の種にします。パタフライピーの花は一重咲きと八重咲きがありますが、今年は花がついている時に見分け、株に印をつけておきました。でも、どのサヤがどの株のものか絡み合って分かりません。
ま、いいか…。
今日は天気が良かったし、お隣りさんが好きなだけ柿を取っていいよって…。それで大根の柿漬け用に100個、干し柿用に100個をいただきました。干し柿用は実に伸びる枝をT字に残し…。
今年のウチの柿は、隔年現象で実を一つも付けてくれません。それで柿漬けも干し柿も諦めていました。でもお隣りさんからの有り難いお話しで事態は急変、家の冬囲いなんか回しで柿の作業に半日没頭です。ちなみに干し柿用の柿は、吊り縄にしっかり固定できるよう、実に伸びる枝をT字に残します(写真)。
さて明日の作業は、家の冬囲い、バタフライピーの種子採取、大根掘り、畑へ追肥など多数です。でも冬支度でも何でも課題をクリアするには…、やっぱり一つひとつを片付けるしかないんです。
桧木内川に白鳥が飛来しました。来週の天気予報には雪マークもついたし…。やっぱり白鳥が冬を連れて来るようです。
冬は冬で楽しい事がいっぱいあります。でも、まだまだ冬支度ができていません。家や庭木の冬囲い、柿漬け、畑の片付け、野菜の越冬準備、軽トラのタイヤ交換、除雪機械の手入れ、バタフライピーの種の採取、サトウキビの株の防寒…。やりたかった温床づくりや落ち葉集め、竈門神さま、河童像の制作だって…。
なんだか年々忙しくなっているような気がします。
JA秋田おばこ美郷町エリア女性部の趣味講座でお話し会。今回は町内畑屋の安城寺に伝わる「喜兵衛の踊る猫」も紹介しました。このお話し、お酒好きな喜兵衛さんが六郷の居酒屋でいつも以上に呑んで…。
ふらふら千鳥足で自宅に帰る途中の出来事です。時刻は夜半過ぎ、塚の辺りまで来ると笛や太鼓や三味線の音が聞こえます。夜目に目を凝らすと、狸や狢や猫が集まり輪になって踊っているではありませんか。さらに良く見ると、その輪の中には喜兵衛さんの家のミケもいます。これは大変、ミケも14歳ですから化け猫になってしまった…。そう思った喜兵衛さん、次の日の夜は戸締まりをして、ミケが出歩けないようにします。でもミケはかるがる抜け出して、また夜のお祭りに出かけてしまって…。
夜中に塚の辺りを歩くと、今でも笛や太鼓や三味線の音がした…、そんなお話を最近も聞きました。
※上記と「されど、化け猫は踊る」(かたやま華和さん著:集英社文庫)と直接の関係はありません。
もしかして、最近こんな私にもオファーが多いのは、河童ブームがキているのかも…。今日の生涯学習講座(県精神保健福祉会連合会)でも、皆さん河童のお話しに興味津々でした。
太郎とたつこの龍神伝説に辿り着くには、先ず地域の河童(カッパ)が何者かを知る必要があります。はい、龍と河童は別々にお話しすることが困難なほど密接です。実は今まで何十もの会場で同じ質問を繰り返してきました。「河童と会った経験のある人は手を挙げてくださ〜い…」。いつも、たった1人だけ手が挙がります。それ、私です。
毎回、お話し会では河童の知られざる生態をプラス1追加してご披露しています。明日のお話し会は美郷町ですが、さてどんなプラス1をお話ししましょうか。河童の世界(自治通信社:石川純一郎)のページをめくりながら、手づくりの乾燥ナツメをつまみに飲むウイスキー、あれっ?、グラスの中に何やら河童の顔が…。
皆さんのご協力で、全国ありがとう文庫ひのきない本の家の閉館作業が順調です。所蔵していた約3万冊は、5日間の感謝祭(本の無料譲渡会)や個別のご要望への対応、また第2倉庫への移動、さらに…。
汚れが目立った本の廃棄を行い、本の家の中は本棚を残すだけ(写真)となりました。今年度いっぱいかけて本の行き先を調整しようと考えていましたが、皆さんのおかげで作業は思った以上の進展です。現在は第2倉庫の後片付けを計画中です。
皆さんのご協力に感謝です。本当にありがとうございます。
土曜LIVE!あきた(AKT秋田テレビ)で、クマ対策についてお話しした内容です。時間の関係で省いた思いも含め書き出しました。誤解や認識不足などはどうぞお知らせください。
現状はまるで無差別殺人犯が町をうろついているようなものです。県民の生命が脅かされているのですから、鈴木知事が自衛隊の派遣を要請し、小泉防衛大臣がこれに応じたことは適切な判断だと思います。もはや自治体や民間対応では全く力不足です。今回の派遣は自衛隊法100条の民生支援と言う枠組みで行われていますが、民生支援での銃器の使用は原則不可能で、現状は箱わなの運搬や設置、捕獲や駆除されたクマの運搬、情報収集などになっています。大変に有り難い支援ですが、この状況が続くようであれば、さらに踏み込んだ前線支援も検討をお願いします。また国家公安委員会法の規則の一部改正が行われ、秋田県と岩手県では警察官のライフル銃による駆除が行われることになりました。規則の改正で銃器使用に道を開いた動きの速さに本気を感じます。具体には他県警の機動隊に所属する銃器対策部隊の警官が派遣されます。
国もクマ対策に懸命です。今はとにかく対症療法で人の生命を守ることですが、すぐ身近で起きている痛ましい事故を根本から断ち切るには、里山の再生や森林の再造林、山岳環境の保全事業など、中・長期的な原因療法も同時進行で取り組みが必要です。国が人も資機材も予算も投じる覚悟がある今だからこそ、この議論を活発化して欲しいと思います。
今日は八郎潟町えきまえ交流館はちパルでお話し会でした。ここは図書館、子育て支援センター、交流ホール、スタジオ、カフェ、調理室などがある複合施設。オープン10周年の記念事業で…。
お声をかけていただき、八郎太郎の出生やたつことの出会い、それに南祖坊も登場する三湖伝説の背景などをお話ししました。内容は私の浅い研究成果ですから、地元の皆さんには新鮮な情報は少なかったかも…。それでも笑ったり驚いたり質問があったりで、本当に楽しい時間を過ごしました。皆さんありがとうございました。講演会はそんな具合でしたが、何より感動したことは、はちパルをたくさんの町民が利用していること。特に子どもたちの姿が目立ちました。素晴らしいです。
実は今日はAKT秋田テレビの土曜LIVE!あきたの出演日で…。秋田道を走って局に入り、リハーサルなしで本番突入でした。ご一緒の島田真紀子さん遅れてご免なさい。でも楽しかったね。
日本テレビのカラダWEEKに参加しました。脳力・能力年齢を算出する3つのテストのうち、秋田放送えび☆ステチームはマッチング靴下に挑戦。その結果、ワタシの脳と身体は30代だと…。
マッチング靴下で用意するものは、違う色や模様の靴下を5ペア、ひっかけ用の靴下片方、洗濯バサミ5こ、カゴ、ストップウォッチ。半径1.3mの円の真ん中に靴下を入れるカゴと洗濯バサミ5こを置き、ペアを作り洗濯バサミでとめて全部を箱に入れる時間を競います。
日ごろのウォーキングと家事が、カラダWEEKで活かされました。でも…、身体はあちこち痛いし、脳が30代と言うのは少し…。
とても珍しい天然金茸をいただきました。名前の通り、金色の美しいキノコです。
キリタンポ鍋に最適と言うので、「えっ?、キリタンポには舞茸が一番ですよね」と聞き返すと、「金茸がなかなか手に入らないからね。舞茸は金茸の代役ですよ」とあっさり…。すごいです。あの舞茸がただの代役で、実は金茸が主役・真打ち・メインキャストのキノコなんだと、そんなお話しです。
百聞は一食にしかず。なるほど、金茸の出汁や食感は別格かも…、今晩のキリタンポ鍋、こりゃ絶品です。
初めて禾依(のえ)ちゃんに会いました。でも彼女はお昼寝中です。それで足のうらをコチョコチョして…。
起こして遊びたかっただけなのに、泣かれてしまいました。この年頃の女性は扱い方が良く分かりません。
次は笑ってね。
友人の引っ越し祝いで、憧れのドリアンをいただきました。なんて香り、なんて美味しさ!。
原産は東南アジア、フルーツの王様、悪魔のフルーツと言う異名があります。一度は食べてみたい憧れの果実でした。ありがとう。近くのスーパーで売っていたそうです(あるんだな)。トゲトゲの殻ごしから独特の香りがします。ガス漏れした時のガスの匂いのような…。皮は硬くて包丁がなかなか入りません。でも早く食べたくて、頑張って切って実を取り出しました。たぶん1つのドリアンには4つか5つの部屋があって、その部屋ごとに実が入っているようです。実には種もあって、種を避けながらヌルヌルの果実をジュルジュルいただきました。
この味は何に例えたら伝わるでしょう。カスタードクリーム、古くなったマンゴー…、難しいです。私は大好き!。皆さんも一度ご賞味を。
クマのウンコです。柿を食べていたことが分かります。
すぐ横に柿の木があって、上方には熊棚を作っていました。ウンコは全体が緑っぽく、よく見ると柿の種やヘタが混入しています。視線にはクマがいなくても、木の上にいて襲われたケースも起きています。
どうそ細心のご注意を。
降ったり晴れたりの天気が続いて…。でも今年こそ乾燥なつめを作り、あれこれ食べ方を試したいと思って、ついに乾燥機を引っ張り出してしまいました。
棗と書くそうです。昔はそのまま食べてました。りんごのような食感です。大人になってから、漢方や中華料理の材料で重宝がられて、そのほとんどが乾燥なつめだったことを知りました。貧血や冷え性、更年期、アンチエイジングに効果があるらしく、最近は注目の食材です。料理でも多彩な食べ方があるのに放置されていて…、柿と同様に価値の見直しが必要な果実です。
とりあえず、シワシワになるまで乾燥させてみます。
雨が小降りになった朝、ご近所を少し歩いてみました。小さな集落ですが空き家が目立ちます。昔よく遊ばせてもらった家の柿の実は、もう誰も取る人がいなくて…。
この辺りでもそんな状況ですから、仙北市内・秋田県内の空き家はどれくらいあるのか見てみたら、仙北市の空き家戸数は約500戸(2022年度末市調べ)、秋田県は約69500戸(2023年度総務省統計)でした。きっと庭に柿の木がある空き家もたくさんです。居住している家の柿の実も、最近は収穫する方々が激減していて、クマを引き寄せる禍因とまで言われて(何だか柿の木が可哀想)…。それで栗や柿の木の伐採補助を行う市町村が増えています。でも空き家だと主体者や同意者が不明なことが多く、なかなか伐採に至らないお話しをよく聞きます。
もちろん空き家対策や住民の安全対策は進めながら、一方で栗や柿の木の伐採をしなくても済むよう、収穫サポートや果実の活用支援と言った両輪走行が有効では…。それにクマ対策の長期的視点として、やっぱり健康な森づくりと里山再生は欠かせません。
今日、家族が増えました。
ハロウィンに生まれた女の子です。可愛いなあ。本当にありがとう。
母子・父みんな素敵な人生になりますように。
この数日は風が強くて落ち葉もたくさん。その中から拾った一葉。朝日にかざすと指で炎をつまんでいるみたい…。
裏の土蔵にからんで色づいたツタが、風で表の道まで飛んで出たのかも…。綺麗です。今シーズンで一番寒かった朝ですが、何だか熱い炎を見つけた気分になりました。天気もいいし、今日の大曲支援学校せんぼく校の「いきいき3デイズ」最終日は、きっと素晴らしい活動になります。
さあ今日も笑顔で。
秋田駒ケ岳が冠雪したので、自宅の冬囲いを始めました。駒ケ岳の冠雪と冬囲いのスタートはセットです。何も考えずに作業に取り掛かります。こうでもしないと、暑かった季節に未練があって…。
毎年のことですが、暑かった季節に未練があって冬支度に気持ちが入りません。それで数年前からルール化しました。でも駄目です。なかなかリズムに乗れないので、じっけん農場でおでん用の大根を抜いたり、外の物干し竿を撤去したり、除雪機械のエンジンをかけてみたり…。冬支度のアレコレをしながら季節との決別を試みました。
早く次の春が来ないかなあ。
ラジオからルージュの伝言(荒井由実)。この歌、昔はよく深夜放送で聞きました。リリースが1975年ですから、もう半世紀になります。でも全く色褪せません。これには理由があって、実は矢沢永吉さんの…。
♪あの人のママに会うために 今ひとり列車に乗ったの♫〜、歌い出しに登場するあの人は矢沢永吉さん、ひとり列車に乗ったのは矢沢永吉さんの最初の奥様すみ子さんがモデルだと、ファンの間では言われています。ルージュの伝言を出す前年、ユーミンはキャロル、サディスティックミカバンド、オフコース、バズと一緒に全国ツアーをしていて、それでツアーの仲間同士、プライベートを共有し合う関係が始まったと…。さらにルージュの伝言で歌っているように、すみ子さんはあの人のママと仲良しですが、誰より2人の結婚を応援したママだったようで、まだ結婚指輪を買うお金がなかった2人に代わって、ママが買ってあげたお話しも伝わっています。そんな関係性がなければ、ダーリンの浮気を叱ってもらおうとママを訪ねたりできません。
ただの都市伝説かも…ですが、私は信じています。実話をモチーフにした歌だからこそ、いつになっても色褪せないのだと…。
※写真はイメージです。
全国ありがとう文庫の閉館感謝祭が終わりました。平成11年の開館以来、26年の長きに渡り私設図書館をご愛顧いただき、皆様ありがとうございました。
図書館も本屋もない村(旧西木村)で始まった読書推進活動でしたが、皆様に少しでもお役に立てたとしたら嬉しいです。さまざまなお話しを感謝祭の間もお聞きしました。実はありがとう文庫は…、何より私を本好きにしてくれました。この活動が私の人生を拓いてくれたことは間違いありません。幸せを感じるためには何より周囲が幸せであること、行動のみが理解者や協力者と出会える方法、やれなかったとやらなかったでは大違い…、本の整理作業を続ける中で、多くの先人から教えをいただいた思いです。
さて感謝祭の後は残った本の行先を考えたり、汚れた本は処分をしたり…、雪が降るまでそんな対応が続くと思います。お近くにお越しの際は遠慮なくお声かけください。
3週に渡り開催してきた「全国ありがとう文庫閉館感謝祭」は、いよいよ26日が最終日です。皆さまに活動拠点ひのきない本の家が所蔵する約3万冊を無料提供します。
時間は9時から16時まで。お一人何冊でも持ち帰ることが可能です(各自で袋とか箱とかご持参をお願いします)。また館内は暖房がありません。寒くない服装でお出かけください。
皆さまのご来館をお待ちしています。
25日(土)と26日(日)は、全国ありがとう文庫閉館感謝祭です。私設図書館が所蔵する全ての本を無料で提供します。皆さんのご来館をお待ちします。
毎回たくさんの皆さんをお迎えしています。本当にありがとうございます。ありがとう文庫は全国の皆さんからいただいた善意の本で、26年前に開館した民間図書館です。施設の老朽化や管理運営が困難で、今年度で閉館することにしました。
新刊図書はありません。でも当時は買えなかった、読みそこねた本がきっとあります。絵本や児童書、文学全集、辞書など、必要な本を見つけたら、どうそお持ち帰りください。
全県の消防関係者の研修会でお話し会。最近は各地域や職域の皆さんからお声かけをいただき、あちこちでお話しさせてもらっています。さて消防と言うこともあって、まずは火消し婆のお話しから…。
火消し婆は、江戸時代の妖怪画集「今昔画図続百鬼」に登場します。また「東北怪談の旅」では、秋田県の宿場町で起こった不思議な出来事が記されています。その日、旧家で婚礼の祝い事がありました。大変なご馳走とお酒が振る舞われ客は上機嫌で帰宅。その後、番頭が座敷のロウソクの灯りを消し忘れていたことに気づき、急いで消しに行ったら…、そこに火消し婆が現れて灯りを全て吹き消し、いつのまにか姿も消えた、そんなお話しです。
さてお話し会では、夢の叶え方や生きる力の源、人口減少等について取り上げました。特にカッパの目撃件数が激減していることを、著名な経済学者トマス・マルサス(英国)の人口論を引用して説明してみました。これ人間社会にも当てはまります。
※火消し婆は地域伝承ではなく、創作物語だと言われています。
9年前、都内のカラオケ店で石破茂・前総理大臣と。石破さんはキャンディーズや岩崎宏美、私は松田聖子や西野カナ、チューリップなどを歌ったと思います。昨日まで386日間の総理在任、本当にお疲れさまでした。
地方創生担当大臣として仙北市にもお越しをいただき、また特区会議で毎回お顔を合わせるうちに、いつかカラオケをご一緒しましょうと…。その約束を大臣退任後になって履行してくれた律儀な方でした。また地元の八頭高校(鳥取県)が甲子園で角館高校と対戦したことを、鳥取と秋田はご縁があると喜びながら、でも八頭高校が試合で勝ったことで角館の皆さんに申し訳ないことをしたと、真顔で謝るようなお気遣いをする方でした。
これからも益々のご活躍をご祈念いたします。
来週は県外の中学生を迎えて、農家の手仕事ワークショップを行います。子どもたちと藁細工をしようと思い、藁を叩く木槌を作りました。藁は叩けば柔らかくなって細工しやすいし、緻密性や弾力性が増します。
ワークショップは縄ないと唐辛子のお守りづくりです。今週末もありがとう文庫閉館感謝祭(25日〜26日)、その前後もお話し会が続いて、今日しかワークショップの準備ができません。先日から木槌を探していましたが、でも見つけることができなくて…。それで丸木を切って鉈で削ってササッと整えました。何とか使えそうです。
唐辛子のお守りは魔除け・厄除けですが、最近はインテリアとしても人気です。ついでに地域の怖い昔っこでも教えて、妖怪トラベラーの面目を保とうと…。
思った結果にならなかった幾つかに再チャレンジです。サトウキビは黒糖づくり、そして株の冬越しと再生栽培、バタフライピーは翌春に植える肥えた種育てで…。
どちらも南国の植物ですから、秋田の気候で栽培が難しいのは当たり前。黒糖は前回で手応えがありますが、問題はサトウキビの再生栽培です。サトウキビは1回植えると3年程度はその株から新芽が萌芽し、充実した茎に成長することが知られています。しかし秋田では刈り取りした後の株の越冬が厄介で、前回は雪の下に放置したまま春を迎えましたが…、新芽は大きくなりませんでした(雪の中で新芽が出たことは確認済)。これは対応策が必要です。バタフライピーは、肥えた自家採種の種を採ることが目標です。昨秋に採取した種は今春も使ってみましたが、発芽率が低く成長後も弱々しい苗でした。採取した時、市販の種より薄いなと感じました。丸まる肥えた種を採るタイミングをあれこれ試しています。良い種は良い苗になります。農業は苗半作(作物の出来の半分は苗で決まる)ですから。
秋田の農業は可能性が広がっています。米価高騰で農家の米づくり意欲は増していますが、それは一方で転作作物の生産力を減少させる要因になりかねません。こんな時こそ次代の農業の姿を模索する必要があります。気候変動をマイナスだけに捉えない、そんな農家のチャレンジが必要です。
昨年の今日の写真です。庭柿が豊作で嬉しくて、軒下にたくさんの柿を吊るしました。でも今年は…、本当にきれいなくらい実が付いていません。そっか、あなたは今年お休みしたんだね。
隔年現象と言うものがあるらしく…。前年に実を付け過ぎると木の体力が消耗して、花芽を育てる栄養が不足、結果その翌年は実が付かない現象と書いてあります。そっか、昨年は頑張り過ぎたんだな、だから今年は一休みして、また次に頑張ろうと…。
そうです。無理は続きません。木も人も休みやすみです。
全国ありがとう文庫閉館感謝祭を開催中です。本の家(仙北市西木町桧木内松葉290)の蔵書3万冊を無料で提供しています。感謝祭も残すところ明日19日と、25日〜26日の3日ですが…。
日を重ねるにつれ多くの皆さまをお迎えしています。本当にありがとうございます。今日は専門書や美術書、文学全集などを持ち帰る方々が多かったかな…。また閉校した小学校・中学校からの寄贈図書を新たに陳列したこともあってか、子どもたちが熱心に本を選ぶ姿をよく見かけました。一般の文芸書、文庫、新書なども潤沢ですので、お時間をつくってお出でください。
本を持ち帰る時に便利な袋や箱は、どうかご持参ください。
18日と19日は全国ありがとう文庫の閉館感謝祭です。四半世紀前に始まった青年グループの図書活動はその役割を終え、図書館が所蔵してきた本は皆さんに無料で提供することにしました。
本屋も図書館もなかった村に、読み終えた本を集めて手づくり図書館をつくろう…、青年グループが全国に本の寄贈を呼びかけたのは1998年です。その後、1年かけて開館したのが通称〝ひのきない本の家〟でした。本の家は当初4万冊を開架し多くの皆さんにご利用をいただきました。しかし最近はほとんど来館者もなくなり、また施設の老朽化もあって、今年度で閉館することを決めました。
今回の閉館感謝祭は、全国の皆さんの善意を繋いで必要な皆さんに本を無料提供するもの。この機会にぜひ来館ください。
※何冊でもお持ち帰りください。箱や袋はご持参ください。
じっけん農場で収穫したさつまいも(紅はるか)で、さつまいもチップスを作りました。最近は油で揚げないで、オーブンやレンジで作る人が多いようですが、私はやっぱりこれ(写真)です。
さつまいもはスライサーで薄切りにして、5分ぐらい水につけて表面のデンプンを流して、さらに水をきってから油に投入します。このままでも十分に美味しいのですが、私はグラニュー糖と塩を少々まぶして食べるのが好きです。
ああ、今日も充実した一日でした。
クリの木にくくり付けられたワラ人形(岩手県西和賀町)。探して探してやっと見つけました。秋田の道祖神とは少し違って…、ワラ人形に地域内の疫病神をみんな背負わせ、人形ごと地域の外に送り出すんだそうです。
写真は白木野地区です。別名を厄払いまつりと言います。ここのワラ人形ですが、頭はチョンマゲ、衣装はカミシモ、大小2本の刀を差し、立派な男根まであるサムライでした。たぶん外部からも災いが入ってこないよう、少し高い木の上から睨みを効かせ…、いざとなったら刀を抜いて飛び降りる作戦なのでしょう。
人形送り行事の本番は1月19日ですが、今から人形と一緒に行進したい衝動でいっぱいです。
畑で作物を育てて収穫する…、その喜びは世界共通です。
海外から秋田に留学している3人に、じっけん農場で落花生を収穫してもらいました。1ケ月前に一本抜きましたが、その時は早くて実が余り付いていませんでした。それで3人には実が少ないかも知れない、そんな風に話してからの農場作業だったので…、こんなに実が付いていてビックリです。
根から殻ごと外し綺麗に洗ってお湯を沸かして…、塩を入れて茹でてみんなで食べました。採れたて・茹でたてが不味いはずありません。世界に通用する共通語は、都会ではなく田舎にゴロゴロしています。