
第1回の茅葺きサミットが仙北市角館で開催され、興味深いお話をお聞きすることができました。以前に調査でお伺いしたことのある大内宿(福島県)から参加くださったのが吉村徳男さん(写真)。吉村さんは大内結いの会顧問で大内宿保存会の会長をお勤めです。
「茅葺きは集落が助け合って行ってきた。けれどお母さん達がいやがる。賄いが大変だから。その簡素化から始まった。今はたくさんのお客様においでいただくが、観光客の目線にならないよう気を遣っている。集落の生活を守ることが大切だ」と話していました。
昨日、平成22年第1回の定例議会が終了しました。自分のマニフェストをはじめて盛り込んだ当初予算議会でした。総合産業研究所の設立や地域運営体の立ち上げ、高校問題・庁舎建設ほか、多くの市民会議の設置などの予算の他、例えば「任期付き職員採用条例」「地元発注を促進する条例」「組織再編関連条例」などの条例についても審議をいただきました。本会議が終了直前、議長から発言の機会をいただき、5点について市議会の皆様に報告させてもらいました。1点は国保の返還金問題。これは近々に調査委員会を立ち上げ真相の究明を進めます。2点は過疎地域に仙北市が全域指定となったこと。有利な財源確保が可能となります。3点は転作に関する補助金。今後補正が必要なこと、補正を前提として集落座談会に臨むことをお話しさせていただきました。4点は総合産業研究所の所長に県立大学の現役教授を指名したいこと。そのため大学に籍を置きながらの併任となること。5点は国体冬季大会のこと。鹿角大会を、冬季大会開催経験地として最大応援したいと発言させてもらいました。
写真は2月28日に行われた西木町中里のカンデッコあげ。桂のご神木に、カンデッコ(を投げかけ、五穀豊穣や縁結びを祈願しました。ところでカンデッコって何?と言う人のために、少し説明しましょう。