次代を担うのは子どもと若者たち。
この層を育てていくことが、元気な町づくりになる。 |
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| ◆元気な社会の実現のために、子どもや若者・女性をキーワードとして掲げていますね…? |
| 社会のしくみが変わることで生活者を取り巻く環境も変わります。昨今の経済不況は 地方の社会も元気をなくさせてしまっています。私たちのまわりにいるお年寄りの皆さ
んは、戦後の貧しく混沌とした時代を乗り越えて豊かな社会を創って来てくれた。な らば、今のこの経済不況に見られる元気のない社会は僕たちが乗り越えていかなきゃ
ならない。次代を担っていくのは子どもたちと若者たちなんです。その世代に、少し でも豊かで暮らしやすい社会を引き渡して行かなきゃ…。子どもは地域で育てる、と
いうのが僕の持論だし理想です。親・学校・地域みんなで子どもたちを育てるという 「新しいコミュニティ」づくりを実現しましょうよ。 |
| ◆門脇さんにもお子さんがいらっしゃるそうですが、子どもたちの「生きる力」っ
て…? |
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ええ、4人も(笑)。
子どもたちがお世話になっている幼稚園や小学校でPTAの仕事 をお手伝いしたり、公民館に勤務していたこともあったりで、子どもたちと接触する機会は多いんですよ。でね、思う
んです。この子たちを何としてでも守ってあげなきゃって。子どもたちの「生きる 力」って、地域とのいろんな関わりを通して身についていくものだと思うんですよ。
そういった機会や選択肢を準備してやること。僕らが地域の子どもたちみんなに関 わっていくこと。それが僕たち大人の責任だろうと。それを始めるのが今。今始めな
きゃいけないんですよ。時代はどんどん進んで行くんですから。地域活性は、子ども や若者の元気からですよ。 |
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| ◆少子化対策は…? |
| まずは、女性が安心して子どもを産んで育てる環境や土壌を創る必要がありますよ ね。僕らの地域には誇れるものがいっぱいある。その中でも自然環境の素晴らしさは
どこにも負けない。そういう環境で子どもを産んでもらうとしたら、精神的にもゆっ たりとした気分でお産を迎えられるんじゃないですか。田沢湖のほとりに「子育て
村」っていうコミュニティをつくって助産婦さんを配置してお産や子育てに必要な施 設を準備する。地元の人たちとコミュニケーションしながらみんなで応援しながら産
前産後はそこで過ごせる…。そんな発想も必要ですよね。とにかく、みんなが子育て に関わっていく風土や文化ができればいいんですよ。 |
地元が経済的に自立すること…
具体的な方法は山ほどあるはず。 だから、個性豊かな若者の知恵と発想を結集したい。 |
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| ◆そのためにも雇用の機会を創出しなければ、当の若者が出て行ってしまう…。 |
| そうですね。これまでにもいろんな集まりで「経済優先?」「心の豊かさ優先?」っ て議論してきましたが、なかなか結論は出せなかったんです。でも今の僕は、地元産
業の発達により経済力を高めることが優先だと考えている。お金がすべてという発想 はないけど、お金があってはじめて「元気な地域」が実現できるのは事実だとも思う
んです。 |
| ◆エンジニア村をつくると考えているようですが…? |
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「何をアホなこと…?」って思う方もいるかもしれないけど、「経済対策、不況対
策」って掛け声ばかりかけてても何も始まらないんです。そこには具体策が必要で しょ。
地元の環境を使ってもらってエンジニアや作家とか頭脳労働者たちが全国から 移住するのもいいですよね。技術的に進歩した今の時代、こういった人たちは働く場
所を問わない 。
要は、仕事に落ち着いて取り組める環境の問題なんですよ。
癒し、自 然派…時代はそういうものを求めてるし、私たちは、それに応える環境を持っている じゃないですか?
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| ◆その発想の延長に「秋田県産自動車の開発」も…? |
| そうです。光岡やタカラといったいわゆる大自動車メーカーじゃないところだって、 今や自動車をバンバン造ってる。秋田県出身者の自動車メーカーエンジニアにUター
ンしてもらって、寒冷地仕様車を開発してもらう。売る先はロシアや北欧ですよ。広 大な敷地もあるし、雇用も確保できる。こういった一見バカげた発想でも、進めてい
かなければ状況は何も変わらない。僕たちには、それができるバイタリティーがある じゃないですか。 |
| ◆地場産業としての農林畜産業は? |
| もっとも有望な近未来型産業だと確信しています。また、循環型(リサイクル)産業の主役として、産廃物の再活用をキーワードに産業ごとの
新しい連携のカタチをつくります。農林畜産業も後継者の問題がありますが、それ だって、地域が活気があって元気で、新しい産業に生まれ変わるなら後継者は自然に
確保できますよ。旧態依然とした産業のスタイルでは状況は回復しないですね。 |
| ◆商店街や商工業は? |
| 購買意欲や消費が冷えているとは言うものの、郊外の大型店の駐車場には車があふれ ている。地元商店街が大型店と規模・品揃えで戦っても勝ち目はない。そうじゃなく
て、近所の店に買い物行ってみようっていう流れやしくみを創らなきゃいけないです ね。他にないような個性的な商店街づくり、若者たちと一緒に考えていきます。 |
| ◆女性のセンスも大切にしたいと言ってますね… |
| 日本の「男尊女卑」も大きく様変わりして女性の社会進出もクローズアップされてま
すけど、地元の農村部ではまだまだ女性が活躍できる場がない。女性の視点ならでは のセンスが活かされる場って、実はいっぱいあるんですよね。職場のインテリアコー
ディネートとかフラワーアレンジメントとか、職場環境を向上させるのはやはり女性 のセンスなんじゃないかな。そういった「特技」を県単独の認定資格として、地元の事業
所や役所相手に活躍してもらうことを考えてます。それと、「もったいない運動」を 実践するフリーマーケットのネットワークを立ち上げる。地元のフリマじゃ見つから
なくても、ネットワークを使って他の地域から見つけるとかね。地元の耳より情報を 主婦の方から集めて携帯で配信するとか…。女性が活躍できることも、いっぱいあり
ますよね。 |
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